(21日目)実家の片づけは「両手の法則」で収納する

いよいよゴールデンウイーク。

寒くも暑くもなく、体の負担の少ないことから、実家の片づけのベストシーズンということで毎年お伝えしています。
ところが今年は、緊急事態宣言で帰省しないという方も多いと思います。

それでも、気になります。
電話などで、大事なもの、よく使うものを「両手の法則」で片づけをしているか、確認するといいでしょう。

高齢になると、手の届く範囲が狭くなります。かがみにくかったり、手が上に上がらなくなってくるからです。

実家に限りませんが、たいがいどこのお宅でも、よく使うものは両手を広げた範囲にしかおいてありません。この範囲を整えておくだけでも暮らしやすさはかわります。

逆に手の届かないところにあるものは「不要不急」です。

一時保管か、次回のゴミ収集までに処分を考えるといいでしょう。

いまコロナ対策でいわれている「ソーシャルディスタンス」は、人と距離をとる言い方です。
この両手の法則は、ものをしまうときの距離感です。どちらも手の届く範囲、いずれも身体感覚を大事にして、意識して日常に取り入れるのがポイントです。

元気な親御さんでしたら、「アベノマスク、どこにしまった?」「連休中のごみ捨てはどうしてる?」という話をして、床置き、放置、散らかりを防いで、ついでに健康状態もさりげなくきけるといいですね。

体力がなくなると、つい床置きや、ポイ置きが増えます。
「やってるよ」と煙たがられないように、「自分も片付けている」と言いながら話をするといいでしょう。

家から出られないけれども、声をかけあっていきたいですね。

*片づけ方の詳しい内容は、、「プロが教える実家の片づけ」ダイヤモンド社「カツオが磯野家を片づける日」SBクリエイティブに詳しく書いています。

両手の法則については、「実家の片づけ」マガジンハウスムックをご覧ください。

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部屋もコロナもモノも片付きますように。渡部亜矢

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コロナウイルスで在宅の今こそ部屋の片付けを!

新型コロナで終活が180度変わった~今すぐやりたい書類整理・生前整理~

 

(1日目)まずは宣言、そして「行動変容」~新型コロナ緊急事態宣言を受けて~

(2日目)カーテンを洗う

(3日目)在宅ワークは、部屋のゾーニングから

(4日目)結果が見える!小さな片づけを体感する

(5日目)対流が見える!冷蔵庫の1段整理

(6日目)読みたい順に本を並べる

(7日目)実家と片づけの話をする

(8日目)よい睡眠のために布団に風通し

(9日目)何を持っていく?2週間のホテル暮らし

(10日目)「不要不急」をなくす片づけ術

(11日目)片付けの話をたくさんしよう

(12日目)部屋と人の「時間ゾーニング」

(13日目)巣ごもり生活を振り返る

(14日目)「何もしない」時間をつくる

(15 日目)キッチンの「密」をなくす!

(16 日目)「密」から「疎」にする片づけ方

(17日目)どうする?帰省できない実家の片づけ

(18日目)蛇口を磨く

(19日目)洗面所の古い化粧品を片付ける

(20日目)お財布の中身を見直す