テレワークがふえて新たな「家時間」問題が浮上しています。
先日の記事で部屋の場所ごとのゾーニングの話をかきました。
今回は、部屋を使う時間のゾーニングの話です。
悪気はなくとも、ZOOM会議の時間帯に家族がプライバシー全開で話しかけてくる、なんてことは、十分考えられるわけです。(実際におきていますね)
リビングなど、リモートで部屋を使用する時間帯は、オフィスの会議室のように予約制にするといいでしょう。
家の「時間ゾーニング」です。
お昼はやめにする、遅めにするというスケジュールとともに、この時間はママの会議でリビングを使うなどあれば予約するといいでしょう。
今日は月曜なので、在宅ワークの方は、1週間の大体の会議の予定など家族で話してみるのもいいでしょう。
場所だけでなく、人もセットで考えます。
リビングでリモート会議するときは、その人の時間も使えないことになります。
小さなお子さんがいる方は、その間、誰かが面倒をみることになります。
仕事時間、プライベート時間、遊ぶ時間など区切るということです。
たとえZOOM会議がなくても、話しかけないでほしいという集中したい時間を「ゾーニング」するのもいいでしょう。
三度三度の食事でつかれているママさんには元気をチャージする時間帯にもなります。
簡単にいうとメリハリでしょうか。
案外、家族といっしょに家にこもっている方は、一人の時間がとれていない可能性がありますね。
話しかけ方にもポイントがあります。
「今から1時間、自分の部屋からでてこないで」「お部屋に入ってこないで」とただおこるのはNG。
たとえば「○時から営業の会議があるから、静かにしていてほしい」「○時から会議だから、ご飯は早めに食べおわってね」と理由と対策をセットにすると納得感も増します。
予約することで、「聞いてないよ」という言い訳もなくなります。
場所と人の「時間ゾーニング」。
いちばん散らかりやすい、乱れやすいのは時間かもしれません。
みんなで少しずつやっていけるといいですね。
コロナも、自宅も実家も、片付きますように。渡部亜矢
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