1 どうする? 散らかる「不要不急」グッズ
緊急事態宣言後に使わなかったものは、不要不急グッズであり、キッチンを「密」にしているという話を書きました。
使っている、使っていないという判断がしやすいキッチンで、片づけの基準がみえてきたと思います。
この2週間、使わなかったものは、たいして使う出番がないものです。
大事なものでもありません。
以外でも、この2週間をふりかえって、部屋のなかにあるものを、見直してみましょう。
そのとき使える技が、「一時保管」です。
すぐに捨てる決心がつかないものは、一時保管として、使わない部屋や押入れ、納戸などに、収めて移動していきます。
この作業を、一時保管にするといいます。
ちょっとでも捨てるのを躊躇したら(3秒ぐらいです)、無理に捨てようとしないで、一時保管にしていきましょう。
2 一時保管の効果
人は、見えないものは、人は忘れていきます。
ですから、一時保管にするいれものは、ダンボールや、乳白色のビニールやゴミ袋など、中身がみえないものを利用するといいでしょう。
捨てられずにまよっていたものを、ゴミ袋にいれると、ゴミにみえてくるものです。
ゴミ袋に入れる作業は、捨てられないという執着心も減らす効果が期待できます。
さらに、しまっておいて忘れたということは、たいして大事なものではありません。
いずれ一時保管にしたものは、時間がたてば処分の対象にできるのです。
いますてられなくても、無理をしなくても、しばらくたったら捨てる気持ちになれるのが、一時保管のいいところです。
(これについては「片づけの基本」や、過去の本やブログをご参照ください)
自粛が終われば使いたいものも、捨てる対象にしなくてもい位と思います。
仕事もライフスタイルも変わる可能性があります。
今必要なものが半年後に必要なのか、未知数なので、捨てるのが怖いのです。
答えを急ぐ(いますぐ捨てる/とっておくの判断をする)ことに力を注ぐというよりは、自然に忘れるほうが、かんたんに片付きます。
服も、趣味のものも、見直してみましょう。
お部屋の「密」をなくして、快適にしていけるといいですね。
家もコロナも片付きますように。渡部亜矢
ZOOM無料相談ご活用ください。
新型コロナ緊急事態宣言前後からの、新型コロナ感染防止を念頭にした片付け術の話のリンク集をつくりました。
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