【Q&A31】片づけ業者に任せたら、全部捨てられました。腑に落ちません。
【Q31 】私は捨てるのが苦手なので、片づけの業者のらくらくコースにお任せしました。
そうしたら、なんと、いろいろなものが捨てられそうになりました。
思い出のこけし、子どもがお誕生日に描いてくれた絵、クーラーのリモコン、まだ着られる服、大事な雑誌など、捨てたくない日記まで!
すべてゴミ袋に入り、知らぬまにトラックに積まれていました。
とりあえず、30袋のゴミ袋分くらいは捨てるものとして持って帰ってもらいましたが、納得できません。
【A】いくら高い業者に頼んだとしても、他人はあなたと同じ物や事を選んではくれません。
「お任せコース」をご依頼されたことで、要る物まで捨てられそうになり、つらい気持ちになったのですね。
ご心境をおさっしいたします。
あなたにとっては大事な物、捨てられない物がたくさんあったということですが、
冷静に考えると、業者、つまり、あなた以外のすべての他人からみると、ゴミにしか見えなかったということになります。
ですから、業者を、あなた以外の他人の代表ととらえてはどうでしょうか。
つまり、物の価値を判断するのはご本人しかできません。
不用品回収業者さんでも、丁寧にあつかってくれるところはありますが、それも、頼む側が、「こんなものがでてきたらとっておいてほしい」と、お願いした場合に限られます。
見た人が、大切と思わなければ、スルーして捨てられる運命にあるのです。
今回は、それを身をもって理解することができたので、その授業料だと、ポジティブに受け止めてはいかがでしょうか。
まったく捨てられない状況からみれば、30袋も捨てたら、ずいぶんきれいになり、片づけは前にすすんでいます。教訓を今後に生かしましょう…。
おすすめの片づけのコツは、大事なものは、大事だと、誰が見てもわかるように、きちんとしまうことです。
業者やほかの家族がみても、大事で貴重品だとわかるように飾ったりしまっていきます。
子どもがお誕生日に描いてくれた絵や、日記が乱雑に置かれていれば、どの業者も、ゴミにしか見えないことでしょう。
クーラーのリモコンも、きちんとしまってあれば、まず捨てる人はいませんが、床などに置いていませんでしたか?
「捨てる」という視点だけではなく、大事なものは、自分で積極的に選んでいく方向にシフトしていきます。
捨てられないグレーゾーンの物はすべて一時保管にして、袋や箱につめて見えないところにしまいます。
見なければ忘れてしまいますから、半年から1年ぐらい見えないところにしまって、ふんぎりついたところで処分していきます。
そういう気持ちがあれば、そのうちに片づけられるようになっていくことでしょう。
価値観は人によって違うので、いくら高い業者に頼んだとしても、他人はあなたと同じ物や事を選んではくれないのです。
思い出の品などのようなものは、とくにそうです。
ひとりで片づける自信がなければ、不用品回数業者でない人に、片づけを一緒にしてもらうようにたのむ方法があります。
私もしているのですが、片づけサービスをしながら、2-3時間の片づけサービスなどをたのみ、いっしょに片づけ方を学びながら片づける方法です。
ゴミを一般ごみで捨てていただくことを前提としているので、安価で、片づけ方も身に付きます。(片づけサービス)。
実は物を選ぶことが、お片づけの一番難しいところですので、ほんの少しずつでも、少しがんばっていけばいいのではないでしょうか。
片づけをやる気はあるので、大丈夫だと思います。
片づきますように。(渡部亜矢)
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