年始あるある!実家に帰省してもくつろげない理由 ベスト3

ひさしぶりに実家に帰省したけれど、くつろげない・・ということがあります。
実はそういう方は案外多く、年明けのこの時期によく耳にします。

理由は3つあります。

①親子のライフスタイルが違いすぎる

ただでさえ時代的な価値観のギャップが親子の間にはあります。

それが成人して中年になってくると、ますます親との価値観の違いが広がっているのです。

寝起きする時間や、食事が違うなど、案外、溝ができてしまいます。

たとえば、子世代はテレビを見る習慣がないけれど、親御さんは食事の間ずっとテレビをつけっぱなしにするなどの例です。
些細なことのようで、案外ストレスです。

②「気働き」を期待されてくつろげない

これはとくに娘の立場からの相談が多いのですが、実家に帰ると、親から無言の「気働き」を期待されてしまうという事例です。

もちろん、娘には限りませんが、多くの昭和の親世代は、女性と男性で家事の役割分担がクリアな世代です。

息子よりも娘に家事を期待し、娘自身も当たり前にこなしています。
いい娘はあれこれと、期待にこたえ、いわゆる「おさんどん」をしてしまいます。

たとえば、お節の準備から、親戚との宴会後の後片付けなど、結構な家事や仕事があります。

ところが、いまは共働きが多いですから、女性も帰省のぎりぎりまで働いています。
実家で年始の家事に勤しむのは、体力的に、きついという方もいらっしゃることでしょう。

一方で昭和な親御さんの場合、娘には家事を期待する反面、長男などの男兄弟には上げ膳据え膳でもてなすケースも、時々あります。

(実際、我が実家でも、あいかわらずそうです(汗))

この親が元気なときの男女のきょうだい間の家事への取り組み状況の違いが、親への介護(ケア)意識の違いになることがあります。
(これについてはジェンダー的に深い話。研究している部分なので、後日またアップします!)

③モノが多すぎてくつろげない

モノが少なかった時代を生きた親世代は、捨てるという意識の少ないのです。
隙間をみるとモノをうめたくなる親御さんの収納を目にすると、くつろぐどころではありません。

親御さんが好きでモノをもっているのですが、このままほうっておくと、何よりも親御さんがつまづいたりして、危険です。

しかも、全部、子世代にふりかかってしまいます。
自分も中年をとっくに過ぎて老年期に差し掛かる人も多いなか、きれいごとはいってられないぐらい、経済的にも体力的にも余裕がないのです。

これをどうするか?というのは本当に問題です。
それを少しでも軽くする仕事をしたい!というのが、実家片づけ整理協会の仲間たちです。

実家の片付け問題については、たくさんのブログや本に書いていますので、ご覧いただければ幸いです。

親の家のお悩み解決 目次

今年も片づきますように。渡部亜矢

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