「捨てる」はイヤだが広くなる

3連休はいかがお過ごしでしたか。
コロナ禍なので遠出はせず,片づけに励んだ方も多いことでしょう。
片づけって捨てることですよねと,よく言われます。
結果として捨てることになることが多いですが,捨てることがすべてではありません。
そこに行き着くまでのプロセスや感情の変化があります。
ですから,プロセスの軌跡によってはその先に「捨てない」という選択肢もあるわけです。
「捨てよう」と思っても,つい「もったいない」などの過去の感情が出てくるときがあります。
モノはその人と何かしらの関係性があります。
未来に続く関係性だったら,とっておくという選択肢もでてくるかもしれません。
しかしその多くは,「いつか使うかも」という,捨てなくてもいい理由探しが始まります。
決断の先延ばしともいえるでしょう。
そういうときは,
仮に捨てるとしたら,そのスペースが広くなるということをイメージしてみます。
とっておくメリットと,スペースが広くなるメリットと,どっちが大きいでしょうか。
家賃に換算してみたり,維持するコストを考えてみるのもいいですが,なんといっても広くなります。
コロナ禍で家族の滞在時間が増え,家の中が「密」になっているお宅も多いですね。
少しでも未来のために片付けませんか。
「捨てる」ことは面倒でいやかもしれませんが,確実にその分だけスペースは広くなるのです。
「捨てる」はイヤだが広くなりますね。
未来も広がります。
片づきますように(渡部亜矢)。

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