「選好片づけ」ステップ3「片づけの話」を信頼できる人にする|「脱・習慣化」でうまくいく!

■qa「親の家」お悩み解決

最終のステップ3「片づけの話」を信頼できる人にする です。

あなたが実際に実行している片付けや、これからやろうとしている片付けについて、ぜひ、信頼できる人に話してほしいと思います。

たとえば、

「寝る前にダイニングテーブルのものを片付けてから寝てる。朝おきたときスッキリして気持ちいい」

「朝起きたら家のゴミを集めてゴミ出しを終わってからコーヒーを飲んでいる」

「ラップの在庫を整理したら3本あったので、スーパーで安売りしてたけど買わなった。ステイホームでストック品の整理をしているところ」

など、実際にしていることでもいいですし、

「出窓をかたづけて、夏までに新しいカーテンを買おうと思う」

みたいな決意表明でもいいんです。

・・そんな小さな話で大丈夫です。

大事なのは、あなたの話を否定せずに、聴いてくれる人、信頼できる人を選ぶことです。
モノだけでなく、人間関係も選好するということです。

人は、なにかいいことをしたとき、話したくなるものです。

ステイホーム時間がふえたいま、自分で自分をほめる技術がとても大事になってきています。

とはいえ、なにかを続ける新しい行動を続ける意思を保つためには、ちょっとした他人のフィードバックがあることで、より強固になっていくのです。

「そうなんだ」と否定せずに聴いてくれる人が、そばにいることが大事なのです。

世の中には、案外、人がうまくいっていることに嫉妬したり、「どうぜまた散らかるんでしょ」と否定する人が一定の割合でいるものです。

あくまでも、しゃべる相手をこちらで「選ぶ」ということです。

仮にキレイで整理整頓大好きという人であっても、自分の食べたゴミをポイ捨てする人だったら、それは本当に片づけができる人とはいえないでしょう。

個人的にキレイにしまってあったとしても、社会的な視点で片付いているとは言えないのです。そしそして、そういう人は、自分ファーストなので、きっとあなたのことも雑に扱うことでしょう。

注意したいのは家族や同僚などの近い関係です。

ちょっとした話をするのにはいいのですが、つい子どもや家族に対して否定的な側面をみつけてクローズアップして、遠慮なく感情をぶつけてくるケースが少なからずあるのです。

近すぎて見えないだけに、遠慮なく踏み込んでくるケースです。

たとえ自分が成長した大人であっても、注意が必要です。

「どうせまた散らかるんでしょう」

「3日も続かないよね」と、頭から否定されない関係であるかどうか、あるいは、

「私のなんか、もっとキレイにしている」というように、自慢話にすりかわる人だったら、よく観察してください。
そもそも近くに必要な人間関係なのかを考えて「距離をとる」などの「回避行動」をすることも検討してください。

ポイントは、あなたと対等に、気持ちが通じる関係かどうかです。

「へー」「朝おきて片付けてるんだー 」「いいねー 私もやってみようかな」などの素直な反応をもらえる関係の人がいいでしょう。

話すことで、自己肯定感も強くなりますね。

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こうして、片付けをしていくことで、本当の友人や家族の関係もみえてきて、人間関係も整理されていくのです。

そして、さらに片づけが早く上手になるコツは、片付けの話をたさんすることです。

(理由については、過去のブログや「片づけの基本」に書いていますので、ここでは省略しますね)

 

信頼できる人と、たくさん片づけの話ができると、鬼に金棒です。

「選好片づけ」は、実際にモノの片付け以上の効果があります。

信頼できる人と、たくさん片づけ話をしてみてくださいね。

多くの方が片づきますように。

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片づけに対して苦手意識のある方は、やろうとしてもなかなか習慣化しません。
リバウンドする前にフェードアウトすることも・・。
そんな方が、ムリせず、自然体で「続ける」方法

3ステップで紹介させていただくシリーズコラム
片づけは「脱・習慣化」でうまくいく!
「選好片づけ」【目次】
ステップ1「“好き”をつくるワザ」

ステップ2 片づけ行動の「時間帯」を選ぶ 

ステップ3 「片づけの話」をたくさんする(本コラム)

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