年末年始に帰省したり、海外旅行などにお出かけになった方も多いですね。
何日か留守をして、自宅に帰ったとき、ほっとすると同時に、家の中の空気が何となく違う、湿り気を感じた方もいらっしゃることでしょう。
人の出入りが2-3日ないだけで、なんとなくほこりっぽく感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冬場なので、空気は乾燥しているのですが、これが夏の帰省だと、むーんと感じることも。
ここから先は、イマジンの世界です。
これが空き家になったり、親が長期入院となったら、どうでしょうか。
インターネットの世界では、においも音も湿り気もありませんが、
実際に親が暮らす実家は、おばあちゃんのお線香のにおいがしたり、洋服ダンスには樟脳のにおいがこもっていたり。
お元気なうちはいいのですが、これが空き家になると、ほこりっぽさが増し、かびくさくなります。
物の持ち主がいなくなったり、気持ちを向けず放置された物たちは、何とも言えない湿り気を帯びて、物自体に生きている感じがしなくなるのです。
そして1年もたつと・・。
使えると思ってしまってあった物は、とたんにガラクタとなり、困りものへと変身します。
空き家にならないまでも、私たちは先のことを考えるくせを、そろそろ身につけたほうがいいかもしれません。
物を持ち続ける責任もありますね。
持つのなら、大事に持つ。しまう。
誰かに残すのなら、きちんとわかりやすく。(=生前整理の基本)。
カンタンなようで、ものすごく難しくて、とても大事なことです。
自宅だけきれいにしていても、実家の片付けも同時進行で進めていくのが現実的です。
気が付いた人、片づけが実行できる人は、先取りでいいことがたくさんあること間違いなしです。
「におい」と「湿り気」に五感というセンサーを働かせて、片づけていけるといいですね。
片付きますように(渡部亜矢)。
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