物の量と家族のコミュニケーションの意外な相関関係

物の量と家族のコミュニケーションの意外な相関関係

2014年12月31日

今日あたり、家族そろって最後の片づけ・大掃除という方も多いことでしょう。
せっかくですので、チェックしていただきたいのが、自分の家にある物。
コミュニケーションが円滑だと、実は物の量が減るのです。

つまり、物の量と家族の会話量は、ざっくりとですが、反比例の関係にあるのです!
驚きですね!

たとえば、爪切りや鋏、ペンといったものは、家族のコミュニケーションが
とれているほど、共有する率が高くなります。
よって、数が減るのです!
会話が少ないと、それぞれがそれぞれの物を管理するようになるからです。

会話がうまく成立していないと、それぞれが「マイ鋏」「マイペン」を持つようになります。
爪切りやタオルは、夫婦や親子でもどこまで共有するか?というはそれぞれ
の家族の価値観によりますので、一度、自分たち家族が何を共有しているのかを
客観的に観察してみましょう。

あまりコミュニケーションがとれていない家族間ですと
洗濯も食器も別となります。
たとえ仲良し家族でも、共有している物のしまい場所を会話で共有していないと、
共有しているはずの文房具や絆創膏などの薬類でさえ、
「お母さんあれどこ?」「きちんとしまいなさい」などという後ろ向きの会話が増えてしまうことにもなるのです。

また、ひとり暮らしの高齢者のなかには、会話そのものの機会が少なく、
通販の人に親切にされたのがうれしくて、いろいろな物を買いこんでしまったり、
体力への不安から、まとめ買いや必要のない物まで買ってしまったりすることも
あります。

いずれも、ある程度の会話をしていくことが、キーポイントになります。
どうすれば会話の量が増やすには、片づけながらというのが一番です。

では、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
マイナス言葉(ネガティブな言葉)を減らし、

「みんなと使うものはここにしまおう。赤ペンはこれだけあれば十分だね」
「ラベリングしておいたから、太いマジックはここに戻してね」
「やわらかいタオルはここに置いておくね」
「宅配便がきたら、ここにハンコを置いてあるから、お願いね」

こんな些細な言葉かけでも、共有場所にしまったり、物を減らしすきっかけになります。

ひとり暮らしの高齢者には、
買い物をするときにはひと声かけてもらうなど、とにかく量で勝負です。
自分が忙しくても、孫から電話してもらうだけで、うれしいことでしょう。

物の量は、家族構成や環境によってさまざまですが、見方を変えることによって、
そこで暮らす人にとって適正な量に減らすきっかけとなります。
年末年始は、片づけのモチベーションがマックスのとき。
きっかけを逃さないで、片づけていけるといいですね。

今年一年、私のコラムを読んでいただき、ありがとうござました。
これからもよりいっそうお役に立つ情報をお届けできるように、切磋琢磨してまいります。


片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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