何をいつまで?保証書と取扱説明書のしまい方【片づけ365日】vol.3

2018年03月28日

家電などの保証書や取扱説明書のファイリングに悩む人が多いですね。
その場合は、「1万円」を新基準にして、「しまうと捨てる」を判断すると、うまくいきます。

詳しく説明しますと・・

「保証書は全部とっておく」はNG?!

実家に帰省したときの、母(御年83歳)との会話です。
「私は取扱説明書を全部(きちんと)とってある」と、やや自慢気にはなしてくれました。

「モノは全部キチンとしまう」ことこそが、家事ができることの証明だった母親世代。
取説をすべてとっておくことは、片づけの基本のひとつです。

失礼ながら、無表情で「そうなんだね」といいながら、熟年反抗期のムスメ=私は、心の中で、「老眼鏡かけて読み直すことなんて、まずありえないじゃん!」と突っ込んでしまいました。

例えば、電子レンジや洗濯機など、5年10年使ったものは体が覚え込んでいますから、老眼鏡を使って読むということはあり得ないのです。

トースターや、単純機能しか使わないアイロンなどは、そもそも取説を読む必要のないモノを選んで買っています。

いずれにしても、普段よく使っているモノ、毎日活躍しているヘビーローテーションの家電等は、取り扱い説明書を読まなくても使えるものなのです。

母親世代がしまいこんでいる10年前の冷蔵庫など古めのモノの取説は、かなり分厚くて、小難しい小さな文字で書かれたものが多いです。

ところが最近の家電は、取扱説明書は、インターネット上で公開になっていますから、分厚いものはありません。

母親世代が新しい家電のチラシだと思い込んでいるトリセツは、実は付属品の宣伝チラシだったりするので、注意です。

それでも母親は、「保証書といっしょになっているから大事にとっておかないと困るでしょ」と言います。
しかしながら、たとえ壊れたとしても1年以上経っているので修理に出せば、ほぼお金がかかります。

1000円程度の目覚まし時計、USBメモリやSDカードのような小物、電動歯ブラシのようなものは、必ず保証書がついていきますが、もし使えなかったら、使うことすらできない不良品です。
しばらくたって故障を修理するとおもうかという判断には、ほぼなりません。
壊れたとしても、たとえ母親世代でも、この値段だからしょうがないと思って買いなおしをするでしょうね。

基準としては、1万円以下の物、3年以上たっている保証書は、なくても困らないことがほとんどです。

たぶんもったない世代の母親世代でも、修理に出すよりも買い直したほうが安いものがあれば、やむをえず買いなおしをするでしょう。

メンテナンスが必要なエアコンやテレビなど、3万円以上するよく使うモノは、使いやすさや値段にプラスして、カスタマーセンターに電話がつながるメーカーのものを買うことをおすすめします。

いざ使い方がわからなくて取扱い説明書を読み直すというのは、ごく限られていますから、基本は捨ててもいいでしょう。

ただし、賃貸住宅で、エアコンやキッチンのIHなどの説明書は、家の付属品なのでとっておいて、退去するときに大家さんや不動産会社に引き継ぎが必要なので、間違って捨てないようにしてくださいね。

「1万円以下の物」なくてもいい”が基本

私がとってある取説でたまに見ているものは、IHの電気圧力鍋とか、ウオーターオーブンのようにレシピと合体されているものだけです。
しまってあるというよりはキッチンに常設しておいて、時々、部品を分解して掃除するときや、料理するときにチラ見する程度です。
だいたいあたまにはいりつつありますので、ネット上でもっとわかりやすく検索できるますし、もうすぐいらなくなると思います。

キッチンに置いてあるものですから、ファイルしてしまうものではないのですよね。

↑こんな身近な話を織り交ぜて話をしてみてください。

また、大型家電の場合、安物買いをせず、カスタマーセンターに電話がつながるメーカーのものを買うように、親世代にも話をしておくのは大事でしょう。
部品の交換や出張修理が頼めます。

親世代に納得してもらう会話としては、

・買いなおしがきく1万円以下のモノの保証書や取説はなくてもOK

が原則。

さらに、「眼鏡かけて読むのたいへんだから、心配ならカスタマーセンターの電話番号だけひかえておけば」と伝えられるといいですね。

この場合の眼鏡は、決して「老眼鏡」とはいわないのがミソです。

自分はまだ若いと思っていますので、そこはご愛敬です。

片付きますように(渡部亜矢)。

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