台風の影響はいかがでしょうか。被害が増えないことを祈るばかりです。
被害が出そうな地域の方は準備がたいへんでしょう。そうでない人も備えて、不要な外出は避けて、どうか気を付けてお過ごしください。
今日の記事は、「雨や風が強いけれど被害もそう受けそうもなく、選挙も済ませて外出の予定もなく、これから家にいる」という方向けです。
悪天候にしがち!片づけの「リバウンド行動」とは
悪天候にしがちな、片づけの「リバウンド行動」の最大の物は何でしょうか。
それは、「ネットサーフィンで余計な物を買う」ということです。
悪天候で外出ができなくなると、目的もなくネットサーフィンし、普段あまり買い物をしない人も、服や季節用品などをつい買ってしまうケースも。
雨の日がチャンスというインターネットの関係者さんの話も聞いたことがあるくらいです。
重たい物を運んでくれるし、実際に忙しいとネットショップは便利なので、「買わされる」という「受け身」だと、家の中は物だらけになってしまいます。
よく吟味して必要な物を手に入れる行動にしていくのかが、知恵といえる時代です。
対策
消費社会に暮らしている私たちは、つねに買い物をしないと、生活が成り立たないのが現実。
毎日買い物をしているわけですから、常に失敗はつきもの。
たとえば、私でいえば、外人モデルが着ている服をみて、通販で買ったら全然似合わない、サイズが合わないというケースも(笑)。買う前によく吟味したつもりなんですけど・・。
そういったときはすぐに返品しましょう。多少具合が悪いけど着ようかと思ってとっておいても、ほぼ出番はありません。単に自分の買い物の失敗を認めたくない心理が働いてしまうから、ついとっておくのだと思います。
交通費をかけて一日歩き回って探すリアルなお店での買い物に比べれば、通販ではお金も時間もかけずにした買い物。返品の送料はそんなに高くはつきません。
家にそのまま(おそらく1年~数年)おいておくためにかかるスペースの家賃、メンテナンスの手間がかかることをイメージしてください。
服ならまだしも、大きな家電や家具など粗大ごみとなる場合は、処分費用もかかります。
捨てるコストを考えれば、今すぐ返品してかかる送料は大きなものではありません。
通販で買って違和感のある物は「すぐに返品」が原則です。
買い物に失敗した服をいつも目にしているあなたの心理を考えてみましょう。
あなたはその品物をみるたびに、「ああこれ、いまいちサイズが合わないなあ」「色が思ったより派手だなあ」と、自分を責め続けるのです。
自分の大事な人生の時間を、買い物に失敗した自分を見せつけられて、落ち込んじゃったりするかもしれません。
あるいは、本心では色はあんまり好きな色ではないけれど、「これははやりのいい色なんだ」と無理やり失敗した買い物を、「正当化」する心理がはたらくかもしれません。
とくに高いブランド物を買ったときは、自分が失敗したと思いたくないですよね。
気持ちの逡巡は何十回も起きていることでしょう。
こういった気持ちのずれや、自分を責めたり正当化する気持ちが心の中に起きるのは、もったいないと思います。
人生の時間は、できるだけマイナスなことに使うのではなく、これから先、やりたいことに時間とメンタルのパワーを使いたいものですね。
手続きが面倒でもいっときです。
くれぐれも、あとで返品しようなんて思わないこと。あとになればクーリングオフの期間もすぎてしまい、そのまま家の中に鎮座してしまいます。
不要な物を手放せないのは、物を大切にしているのではなく、買い物に失敗した自分を認めたくない気持ちだったり、物への愛着でなく執着だったりする危険がひそんでいるのです。お互いに、注意しあっていきましょう。
雨の日に、余計な物をインターネットで買わずに過ごすには
時間あるからといってネットサーフィンして余計な物を買わない秘訣があります。
それは、「片付けや掃除をする」ことです。
部屋で過ごすのですから、引き出し一つ、キッチンの冷蔵庫など、見直しをしてみましょう。
湿気で汚れもやわらかく浮き上がっていますので、部屋側の窓ガラス、日ごろ行き届かない電気の傘、部屋の隅、カーテンレールなどもおすすめです。
衣替えが中途半端で終わっている人はクローゼットを見直してもいいですね。
ぜひ雨の日を有意義にお過ごしください。
片付きますように(渡部亜矢)。
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