一人暮らしはもうムリ! 母と一緒に金融機関行脚の旅

一人暮らしはもうムリ――― 実家片づけ①

10年前に父が亡くなって実家の一戸建てに一人暮らしの母(ばあ)。
元来のんきな性格のため、うるさい伴侶がいなくなると、過食が進んで肥満と糖尿病が進行してしまいました。
毎年なんやかんやで入院を繰り返していましたが、今年の3月下旬に風をこじらせた入院は、具合が悪い夜を一人で過ごしたことが相当心細かったのか、入院中に担当医に「一人暮らしは寂しい…」と弱音をもらしたらしい。
先生から「自己管理ができなくなってきているので、もう一人暮らしは難しいですね。
施設入所を検討したらいかがでしょうか?」と圧をかけられてしまいました。

(写真はイメージです)

その当時介護度は「要支援1」。
ケアマネさんに相談して、ケアハウスの入所順番待ちに登録しました。
人付き合いもいい方だから施設も大丈夫かな…、認知もないのに、娘たちも近くにいるのに、施設でいいのかな…。

「母と一緒に金融機関行脚の旅」実家片づけ②

入院して以来、急に気弱になった母。
薬の管理もお金の管理も自分でできていたのに…。通帳を数冊出してきた。
見るとガス、水道、電気、ガス、NHK視聴料、新聞代、固定資産税の引き落としがバラバラ。
解約済みの通帳も後生大切に持っていました。
富士銀行、◯◯農協、◯◯商工信用金庫って、いったいいつの時代の話ーーーー(富士銀行は縦長の通帳、貴重なものです)。

年金が振り込まれる通帳にライフラインの引き落としをまとめるために、金融機関へ。
ライフラインは一つの用紙で変更手続きが可能でしたが、固定資産税の引き落とし変更は役所に行く必要がありました。
預金通帳も1冊にまとめるため、母と金融機関行脚の旅に出ました。

本人が同行しないと委任状などで手間がかかるから、母が元気な時間帯を見て母の重い体を支えながら金融機関を回りました。

手続き用紙を記入する時に手がふるえる母を見て、随分年を取ってしまったんだなーと。

私も若かりし頃は気難しかった父と話がしたくなくて、よく仲介役になってもらいました。
そんは頼りになるスーパーばあちゃん(母)もこんなに年をとってしまったんだなーーーーー。と感傷にひたりつつ、このタイミングで手続きができたことに感謝しました。
金融機関の親切なお姉さんも「お亡くなりになってからでは手続き大変でしたよ。
年々厳しくなっていますから」と。
次は相続かな・・・だが、デリケートな話題なので落ち着いて

 

 

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