買い物グセを正して片づける3ステップ大作戦

散らかりは、買い物ぐせから始まる

なにかと物入りな4月ですね!
少しでも倹約したいものです。
倹約して、余計な物をふやさないためにはどうしたらいいかというと、
一番簡単なのは、買い物をする段階から、片づけることをイメージすることです。


ステップ1 「お得」の中身を考える

お買い物のネタは、小学生低学年の算数で登場します。

1個 150円のりんごと、 3個 400円のりんご。
1個あたり、ちらがお得ですか? と聞かれたら、
大人も子どもも、3個400円のりんごと、即答できます。

では、本当に無駄のない、お得な買い物はどちらですか? と聞かれたらどうでしょうか。

食べ残しが出たら無駄になりますし、ひとり暮らしに3個は食べきれないかもしれません。
ご高齢の親世代によくあるのは、「余ったら、娘や息子にあげればいいや」と思い、
多めに買ってしまうことです。

帰省した娘に、ずいぶん前に買った、
ひからびた芽の出たじゃがいもを娘にわたし、娘さんとケンカになった、
というような話も、実際にありました。
これはもう、明らかに買い物による得ではなくて、損ですね。
わざわざお金を払って余計な物をふやして、さらにケンカをしているわけですから…。

お得というと、ひとつあたりの値段を思い浮かべがちですが、
実は「使いきる」という視点を入れないと、損になってしまうのです!

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ステップ2 買い物の習慣をチェック

実は、買い物するときの習慣=クセというのが、誰にでもあります。
つい100均にいくとラップを買ってしまうなど、
必要以上に、買わなくてはと思って買ってしまったり…、みたら欲しくなってしまったり…
こんなくせが理由で、買いすぎていないか、チェックをしてみましょう。

ラップ

ステップ3 捨てるコストまでイメージして買う

今はごみを捨てるのにお金がかかる時代です。
たとえばプラスティックの収納ケースが1つ1000円で安い! 押入れ収納に使おう!
と思って買ったとします。
数年後、いらなくなったらどうでしょうか。

粗大ごみに出すと、自治体の規定や、物の大きさによりますが、
500円前後の料金がかかったとします。

安いと思って買った収納ケースは、1000円+500円で1500円。
プラス、捨てる手間ひま、粗大ごみの申し込みの電話代などがかかります。

これが家電などの大物になってくると何千円もかかります。
場合によっては、捨てにくい、お金がかかるなどの理由で、使わないのに
家の中に置きっぱなしになることもあります。

これが高齢になってきますと、本当に捨てるのが面倒になってきます。

捨てるコストまでイメージして、買い物をしていかないと本当の値段をつかめなくなります。

家庭用の燃えるごみといえども、有料化している地域も多いですから、これから買い物をしようと思ったら、どんなものでも、
捨てるコストまでイメージするのがコツですね。
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いかがでしょうか。
「買い物ぐせをなおす」ことは片ふく最短距離!3ステップ大作戦を、
ご自宅や、ご実家、親の家の片付けで、参考になればうれしいです。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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