片付けがどんどん進んでいくと、なぜかコンプレックスが減っていきます。
気がつくと、あれっ、以前はこういうことにこだわっていたけど、どうでもいいやと思えるようになるということです。
なぜでしょうか。
まず片づけっていうのはどんな人でも要る要らないを考えてやっていると思います。
いるもの、いらないものをを選ぶ、チョイスする、つまり決断をしなければいけないんですね。
当たり前ですが、決断をするっていうことは自分で決めるっていうことです。
だから高かったからっていうのは貨幣価値に基づく判断なので、外側の基準で決めているっていうことになるんです。
例えば自分がこれを将来使うのかどうかというように、自分の基準で決めなければいけないということなんです・
ですから、片付けは決断の連続とも言えるわけなんですね。
そうすると片付けをすると何が起こるかっていうと、人と比べなくなるんです!!
他人と比べないで自分で決められるようになるということは、自分で決められる範囲が広くなるっていうことなんですね。
社会との関係、家族や会社との関係、いろいろあると思うんですけれども、その人の役割、いわゆるお母さんだったり、お父さんだったり、会社の社長さんだったりとか、いろいろ役割っていうものもあるんだけれども、そういう社会との関係を抜きにしてええと自分で決められる範囲が広くなるんですね。
100%社会との関係を切るっていうことはできないし、自分で全部を決めるっていう事も出来ないですよね。そこは完璧を目指す必要はないんだけれども、モノとの関係においては、片付けていくと、役割をこえて、自分で決められるようになる範囲が片広くなっていくプロセスなんです。
だから受身形ではなくなって、主体的になっていけるのです。
そうすると、他人と比べなくなるので、コンプレックスが減っていくというメカニズムが、片づけのプロセスで働くのです。
コンプレックスが気にならなくなってくるってことなんす!!
そうすると、変なプライドとかも捨てられるようになります。
つまらない見栄を張らなくなってきます。
片づけてを繰り返していくと、
自分はこういう人なんだっていうのをものを返して見つめ直すっていう作業になってきます。
すごくなんか抽象的な話になってしまったかもしれないのですけれども、要するに片づけをして行く中で自分を見つめ直して変なプライドも捨てられるようになるのです。
自分で決められる範囲が広くなるっていうことで、人生の幅も広がるわけです。
片付けていくとコンプレックスがなくなっていきます。
一緒に片付けて行きましょう。
片付きますように。渡部亜矢