多くのお宅でよくみかけるのが,靴下の収納で神経衰弱をしている事例です。
似たような色,素材,デザインのものを履いていることが多い,ビジネス系の男性などの収納でも多くみられます。
組み合わせがバラバラになってしまい,組み合わせてしまうのが非常に面倒になるのです。
写真の事例では,足首を締め付けないものを買い足しを続けた結果です。
靴下は4足1000円などとまとめて買うと安くなるところが多いため,あまり履かないデザインのものまでつい買ってしまうこともあります。
ほしい靴下は1足だけなのに,余計な消費をしてしまっているかもしれませんね。
買いすぎには注意してください。
買いすぎた靴下は,自分の好みとは,微妙に色やデザインなどが違うため,組み合わせてしまうのが面倒になり,
また靴下が出かけようとしたときに見つからず買い足しをするという,無限ループに陥ってしまいます。
買うのなら,本当に履く靴下を3足同じものを買ったほうが,組み合わせいらずで収納できるのでおすすめです。
売る側の論理に全部あわせる必要はないのです。
結局,似たような色のものしか履かないという人は,試してみてくださいね。
ばらばらのまま,収納すればいいので,すごく楽ですよ。
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それでは,どのぐらいの数をもつのが適当でしょうか?
今は乾燥機つきの洗濯機で,1日に1回以上洗濯をする人が増えています。
毎日洗濯をされる方なら,靴下は4-5足あれば十分でしょう。
他にストッキングやタイツだってお持ちでしょうから,足りなくなった時のことは,心配することはないのです。
もちろん,靴下4-5足というのは,あくまでも目安です。ご自分の好みがある方は,収納できる範囲で総フル活用できるようにしていればOKです。
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ちなみに,実家の片づけでは,穴のあいた靴下を片方だけ45リットルのごみ袋に2-3袋ためている方や,段ボールに詰めて部屋の真ん中に置いている方にも時々みかけます。
靴下片方をリサイクルショップでひきとってくれることはほぼありません。
自分で使わなければ資源のリサイクルに出して,環境にやさしく生き返らせようと話をしてみてください。
靴下の神経衰弱をするのは,時間の無駄,命の無駄遣いといっても言い過ぎではないかもしれませんよ。
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タオルと同様,年末に靴下の「そうとっかえ」をしてみましょう。
きっと,気持ちよくなります。
片付きますように。渡部亜矢