思い出部屋の片づけをどうする? ~過去と現在進行形で仕分けよう~

■実家の片付け整理のコツ

書斎という名の思い出部屋の片づけに携わることが多くあります。

こちらの方も多趣味でいろいろなものが細かく詰め込まれていました。

お茶,書道,旅行,トレッキング,ゴルフ,フルート・・・

素晴らしいですね。

でももう飽きてしまった趣味,古いゴルフウエアなどもあります。

まずはほとんど今はしていない趣味とそうでないものの仕分けから始めます。

いる いらない がうまくいかないのが思い出の品です。

思い出とは,過去です。

モノも基本的にはすべて過去なのですが,
使うことで,進行形になります。
つまり,いま使っているモノは,現在進行形です。
進行形なので未来につながります。

思い出は思い出さなくてもいいような悪いこと,
現在進行形にならない=未来につながらないものは,優先順位の低い思い出となります。

つまり,いらない過去です。

過去を捨てると未来が入ってきます。

過去と現在進行形を分けてみるとうまくいくのです。

ただとっておくだけですと,未来につながらないので,現在進行形ではないのです。

とりあえず判断ができなければ一時保管にしていきましょう。

このお部屋のお母様は,趣味のモノはなかなか捨てられませんでした。
趣味なので,気持ちがのっかっているからです。

とりあえず趣味のお稽古にかつて着ていた服から処分することで,少しずつこれからしたい趣味は何なのか,考えるようになりました。

現在進行形とは何なのか,時間軸を意識するようになりました。

とりあえずゴルフはお父様についていくだけでおもしろくないのでやめるとおっしゃっていました。

少しずつ,未来につながるといいですね。

片付きますように。渡部亜矢