年末にかけて，コロナ禍で新しく取り入れたモノで，片付いた話を，時々紹介していきたいと思います。
まずはお財布をミニマムにしたら，幸せになったという話です。
結論からいうと，それまで3つ折りのミニ財布でしたが，片手の薄型の名刺サイズのキーケースに替えました。
ものすごく軽くなって，取り出しも楽なんです。
写真のように，ジャンルとしては，お財布ではなく，キーケースとなります。
お財布と鍵が合体して持てるので，モノ減らしに一役かっています。
革はやわらかく手触りもよいです。
なによりもこのケースの一番のいいところは，外ポケットがあるところです。
これがとても便利！！
出し入れが多い会員カードなどを入れておくことができます。
中にはお札と複数枚のカードや重要なキーをつけるチェーンもついています。
さて，この数年のお財布遍歴を振り返ると・・
私はバブル時代を知っていて，お財布といえば，ブランド物にこだわりが多い世代です。
しかも，元銀行員ですので，お金は折らないほうがいいとか，幸運を呼ぶとかいう話に，知らず知らずのうちに，なんとなく気持ちが寄っていました。お金神話というのでしょうか。モノを大事にする話ですから，こういう考え方を批判する気持ちもありませんし，そういう考え方は一つの見識だと，今も思っています。
そんなこともあって，お財布はかなり長い間，「長財布」を使っていました。
いくら幸運を呼ぶといっても，長財布は重たいし，小さなバッグに入れずらいし。実用的には，持つのが面倒だなと思いはじめ・・
数年ぐらい前から，3つ折りの財布に替えました。
3つ折りにしただけで，お財布のかさが3分の1になりました。圧倒的に荷物は軽くなったので，お札は折らないほうがいいのでは？ という気持ちがふっとびました。
ポイントカード類はほとんど処分しました。
ライフスタイルの変化に合わせて，持ちモノはアップグレードしていくと快適になっていきます。
今回はノーブランドのお財布ですが，今までのブランドのお財布よりもしっくりきます。
もちろん，長財布を批判するものではありません。
その方のお気に入りのモノをもてばいいのだと思います。
片づけとは，他人はなく，自分の基準ですることです。
ブランドはひとつの尺度に過ぎないのです。
このブランドが好きだけどこちらは好みではない，ということもありますよね。
逆にいえば，自分の基準が出来上がらないためにブランドに頼ったり，不要なモノを持ち続けたりと，他人の評価に頼ってしまうことがあるかもしれません。
日々の暮らしの中で好みも変わっていきます。
とりあえず今はこの安いキーケース兼お財布がお気に入りです。
持ち物はすべてマイブランドだと思えばいいのかなと思います。
……以上，お財布を軽くしたら幸せになった話でした。
小さな片づけを積み重ねて小さな幸せをつくっていけるといいですね。
片づきますように（渡部亜矢）。
