高齢の親御さんが施設に入ってしまい,実質,空き家になっている実家の片づけ事例のご紹介です。
子世代からみると,高齢の親御さんが,もしかしたら帰ってくるときがあるかもしれないという状況は,非常に片づけが難しいのです。
親御さんの意思もはっきりせず,どこから片付けていいのかわからないからです。
勝手に捨ててはよくないのではないかと悩む方もいらっしゃします。
とりあえず使う予定のない,布団から片付けることにしました。
とにもかくにも,片付けでは迷わないモノがから片付けていくことがポイントとなります。
少しでもスペースをあけていと,片付けの判断のスピードが加速されていきます。
使わない布団はたとえきれいな状態でも,湿気でダニやカビの温床になりやすいので注意ですね。
この布団は見かけはきれいでしたが,結局は出番もなく,気が付けば20年近く圧縮されたままでした。
そういう塩漬けの布団の周りには,塩漬けの不用品も多くあります。
今回はまるごと処分となりました。
押し入れが空くと,空気が通り,気持ちよくなりますね。
片づきますように(渡部亜矢)。
※実家片づけアドバイザー磯田由紀子さんの事例をもとに,プライバシーに配慮して構成しました。
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