「2週間のホテル暮らし」。
去年の今頃このフレーズを聞けば、殆どの方は、南の島などで過ごす優雅なゴールデンウイークをイメージしていたと思います。
しかし全国に出された緊急事態宣言によって、今はまったく意味が違います。
1 ホテル暮らしのイメージ化
軽症や症状のない人の新型コロナ感染の方のホテルでの受け入れがスタートしています。
「家族が感染したら、家の中をゾーニングして、できれば洗面所トイレの共用を避けましょう」という報道がありました。
正論ではありますが、都心のマンションぐらしでは、豪邸でない限り、洗面所やトイレを共用しないというのは難しいでしょう。
そうなると、家族と離れてホテルにはいることができれば、安心ですし、現実的なことでしょう。
発熱してから、荷物をまとめたり片付けるのはたいへんです。
何を持っていくか、まずはイメージトレーニングからスタートです。
以下は片付けの立場からの記事です。
実際にはいられた方や医療関係者様の内容ではないので、ご参考にお願いします。
適宜状況に応じてご用意くださいね。
2 具体的な持ち物は?
平常時の入院だったら、パジャマやタオルなどは病院のレンタルがありますが、
そういったものがないと仮定して、着替え・身の回りの生活用品・入院生活に必要な荷物は用意しておいたほうがいいでしょう。
買い物など外出はままならないでしょうから、マスク、常備薬、お薬手帳、室内履き、ティッシュやタオル、洗面道具。洗濯物を入れるビニールやエコバック、眼鏡、コンタクトと洗浄液、補聴器、入れ歯と洗浄液、糸ようじや歯間ブラシ、アレルギー食など。
免許証などの身分証明書、保険証や当座の現金、頼りになる人の連絡先一覧など、色々考えられます。
軽症で過ごせるのなら、気分転換になるような、好きな飲み物、読み物、趣味のものも必要でしょう。
私の場合はいつも使っているパソコン、iPad とその周辺機器、充電器関係はそのまま持っていきたいです。
以前、検査入院したときに、延長コードをもっていって重宝したので、今回もスーツケースに入れておきました。
モバイルWi-Fiは、環境によって使えるかどうかわかりませんので、kindleやpdf に読みたいものを整理しておこうと思っています。
そのほか、個人的に細かいところでは、普段使いのハンドクリーム。
在宅家族で家事仕事がふえ、さらに手洗いを何度もしているので、かさかさだからです。
美容院にも行けないので、ピン留めも必須です。
女性だったらパックとか化粧品はそれぞれこだわりがありますね。
香りを感じない症状もあるといいますが、私はお気に入りの全身洗えるラベンダーのソープも持っていこうと思っています。
男性なら、髭剃りは必須かもしれません。
人によっては、ペットや子どもの写真などの癒しグッズももっていくといいでしょう。
忘れがちなのが、手書きのメモやペン。薬などのチェックや病状を書いたり、伝言に必要です。
(追記:
4月19日のNHK19時のニュースによると、洗濯は部屋の中でするということでした。
手洗いになるかもしれないので、洗剤、干すための洗濯バサミ、洗濯ロープかひも?などあったほうがいいかもしれません。
着替えの服も乾きやすく、タオルなども、薄手で乾きやすいものがあるといいかもしれないですね)
入院やホテル暮らしになったら、子どもやペットの世話は誰に頼むかも、決めておくのも必要です。
入院している間、食事はどうするのか。誰がつくるのか。
・・・こんなふうに、自分が手元におきたいもの、大切にしているモノ、人、つながりなど、考えつつ、持っていけるものってなんだろうとイメージして足していけるといいですね。
そのほか、ホテルで必要なものは、そのうちに報道になるかもしれません。
アンテナをはっておきましょう。
とにもかくにも、余裕のあるうちに、しておくのが理想です。
やることはたくさんありそうですね。
支えてくださっている皆様、医療関係者に感謝します。
コロナも自宅も片付きますように。渡部亜矢