新年ということで、リ・スタートを切って新しい気持ちで片づけに取り組んでいらっしゃる方がも多いことでしょう。
新春初売りで何億円も利益をあげた服のネットショップが話題になりました。
新しいものが欲しくなる季節です。
ここで、ぜひ、片づけに関連して、意識するポイントがあります。
「好き」と「欲しい」を、できるだけ自分自身に問いかけることです。
明確に分けるといいでしょう。
たとえば、とくに必要がないけれど、バーゲン会場で買ってしまったという経験は少なからずの方がしていると思います。
ある方のクローゼットを片付けたときに、値札のついた服が大量にでてきたことがあります。
今だけ3割引きなんていわれたり、気になる服をほかに人にとられてしまうのが悔しくて買ってしまうとおっしゃいました。
その服が好きというよりも、欲しかったんです。
だから、買った瞬間に、お役目が終わり、おなかいっぱいになってしまったのです。
「欲しい服よりも、好きな服を選んでいきませんか」
と提案しました。
私たちは、宣伝や流行で服を買ってしまっているかもしれないのです。
それは、参考にはなるけれど、他人のものさしです。
自分のものさしで、着たい服を選んでいくといいですね。
多少、失敗しても、素直に、着心地が悪い、似合わないと認めて、次回はもっと自分にあう服を選べるようになるでしょう。
服だけでなく、いろいろなものを、自分のものさしで選べるようになっていくと思います。
とくにネットショッピングは楽しいだけでなく、便利です。
買い物にかける時間や交通費が少なくてすみ、多くの品を比較検討できるなど、メリットが大きいです。
私も本や生活用品、生鮮食料品、PC関連品などによく使っています。
ほとんどライフラインに近いものとなってきています。
ポチッとする前に、本当に必要かどうか、自分に問いかけていく「間」をとると、冷静になれるでしょう。
好きなのか、欲しいのか。さらに、本当に必要なのか。自分にふさわしいのか。
他者目線で問いかけられるようになることで、物だけでなく、いろいろなことが片付いてきます。
今年はそんな話も、講師として講座とお伝えしたり、現場でご提案させていただき、お役に立ちたいと考えています。
片付きますように。(渡部亜矢)
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