自分発見の旅~片づけで人の本心を見分ける簡単な方法~

■片づかない話 

年末近くなったので、思いもよらぬいろいろなところから、お片付けの相談事が舞い込んでいる日々です。

人はなにかしようとするときに、言葉で、自分の気持ちをとらえます。そして、
考えていることを表現するのに、言葉を使います。

そして、片づけは行動です。

部屋の持ち主をよく観察していると、意外と、気持ちと言葉と行動がばらばらになってしまう、「言動不一致」の方が多いようです。

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ある女性宅にいったときのことです。

「私片づけたいんです」
「散らかっていてたいへんなんです!」

っていいながら、ごみをためていたり、ちっとも片づけ行動に移していないケースです。
こういうタイプの方に、時々遭遇します。

本心では「世の中一般では、片づけたほうがいいと思う。嫌われたくないし」という社会的側面(俗にいう見栄)がある一方で、

「べつに散らかってても、特に困っていないし。このままの私でいいし」という感じでした。
散らかしていることをご自分で選んでいるというか、散らかっている自分を周りに容認し、このままでいいよといってほしいと顔に書いてあるように見えました。

実は、その人の言っていることよりも、行動を見るほうが、その方の本心がよくわかることが多いのです。
この女性は、片づけたくないというのが本心でしょう。

だからって、人間は割り切れるものではないし、だれもが二面性、三面性があるので、責めているわけではないです。

自分のなかで気持ちのギャップ、こうありたい理想の自分と、現実との不一致があると、自分自身が一番苦しいような気がします。

むしろ、完全に一致していると思いこんでいるタイプ、私は正しいからみんな認めてというほうが、心配かもしれません。

みんな一致していないからこそ、そのギャップを埋めるために努力したり、学ぶわけですし、向上心が芽生えるように思えます。

その女性の散らかったままにしている行動をみて、私は、
「そうですね、片づけたくないんですね」
とそっといってみました。

その女性はびっくりして「はっ」とされました。
自分の気持ちに初めて気づかれた感じでした。

私は「片づけなくてもいいように、一緒に片づけてみませんか」と、収納でなく、置くだけのしまい方を提案しました。
その女性には、「そんな方法もあったのですね」と、随分、喜んでいただけました。

収納とは、たたんだり、ワザを駆使したり、センスが必要だと思いこんでいたので、その女性はあきらめてしまっていたとのことです。

まずは、片づけたくない、楽したいという本心に気づくというファーストステップから、スタートし、工夫を凝らした結果、うまくいったのです。

正直に生きるとか、生活するだけで、部屋は片付いていったという、印象深い片付け現場でした。

ポイントは、片づけたくないという本心に気づいて、自分で認めて、そのうえでできることをやるという行動をすることではないでしょうか。

口で言っている言葉をよく聞くことも大事ですが、行動に注目するだけで、本心はあっさりわかります。

たとえば、「あなたが一番大事な友達です」と普段いっているのに、嘘をついたり、ドタキャンしてほかの友達と遊びにいっているとしたらどうでしょうか。
やはり本心は友達と思っていないし、あなたのことを大切にしていないということになります。

床に脱ぎっぱなしにしている服があるのなら、いくら高かったといっても、あなたにとっては、たいして思い入れもない服だなという気持ちに気が付くかもしれません。

自分発見の旅が、片づけです。

安心できる人と一緒に、片づけができるようになるといいですね。

気持ちと行動を変化させていく「片づけ行動」のお手伝いができれば、この上なくうれしいです。

片付きますように。(渡部亜矢

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