片づけていて、なんかこれをしまうのが、面倒くさいな、気が進まないな、と思うことってありませんか。
たとえば、デイリー使いの服を、洗濯が終わってしまうとき、
キッチンの小皿をしまうときなど。
そうしたらぜひ試していただきたいのは、「好き・嫌い」の“感情2分法”です。
「真ん中」「普通」はありません。
好きだったら、きちんと、大事な物として、自主的に、率先してしまうことでしょう。
次もこの服を着たいし、このお皿を使いたいからです。
どっちかといえば嫌い、だったらどうでしょうか。
別にどうでもいい物、服、お皿です。
なくても困らない物。
たいして好きでない物なんです。
特に書類はどうでしょうか。
本当に読みたい記事だったら、その場で読むはず。
後回しにするのは、あまり重要でない可能性が高いですね。
いずれにしても、片付けの気が進まないのは、本当に目の前の物が、大事な物ではない確率が高いのです。
捨てる、手放す、処分するという方法をとる勇気=決断ができなければ、一時保管にして、目の前がから取り除いて下さい。
見えなくなったものは、忘れてしまいます。
忘れてしまい、重要でないと思えたら、処分していきましょう。
片付けに悩むのは時間の無駄です。
片付けの基本は、実家片づけ整理協会では「3の法則」をおすすめしています。
ちょっとでも迷ったものは、たいして必要な物ではないので、「一時保管」にしていく方法です。
物には、ちょっとしたものでも、感情がのっかっています。
行動経済学では「保有効果」といっていますが、持っているだけで愛着(この場合は、単なる執着かも)のような気持ちとなり、現実の価値よりも、高めに評価していまうため、不要なものまで抱え込み、持ち続けることになるのです。
人生100年時代で、不要な物を持ち続けたら、家は物がふさいで狭くなり、つまずきやすくなり、危険です。
若い方でも、ほんとうにやりたいこと、持ちたい物を持てなくなる可能性が高まります。
わからなくなったら、好き・嫌いの2分法も試してみてください。
人は選択肢が多すぎると迷うだけで、決断しないという選択をちがちです。
「好き・嫌い」の“感情2分法”を試してみてください。
片付きますように(渡部亜矢)。
AIや、使いやすいスマホの台頭で、もうファイリングしなくていいものも出てきています。
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