未使用品がわんさかと・・遺品整理にしないために|橘いろは

こんにちは  京都で実家の片づけをはじめました、橘 いろはです

今朝、すっと抜けたような広い空を見て、「ああ、秋だなぁ」と思いました。
めくるめく、季節はやってきます。
立ち止まってはいられません。

さて、今日は
久しく開けた形跡の無い
納戸の収納ケースを開けてみました。

レトロ感溢れる昭和の収納ケース

父や兄の衣類がキチンと納められてました。
父は既に他界し、兄は関東に住んでいます。

あまりの量にくらくらしながらも
とにかく引き出しを開けていきます。

母は、白いものは白いもばかり
ブルー系はブルー系にと
引き出し毎に色分けして、収納しています。

改めて母という人を知る思いです。
劣化しているものは、衣料品の廃品回収へ。

父は、父の年代では
服にこだわり
オシャレに関心がありました。

ただ、気に入ったものをじっくり着て、
なかなか新品をおろさなかったのか
兄の為に母が買っておいたのが
そのままお蔵入りしたのか
未使用がわんさか出て来ます。

さて、どうしたものか‥

私は考えた末に兄のモノらしき衣類は
兄の家に送る事にしました。

例え、送料が無駄になっても
選別して、処分する気力、体力は相当なものです。

「判断は兄に任せよう」

今更要らないから、勝手に処分して欲しいと、言われる事も覚悟しながら兄にメールし、
送る了承を得ました。

父の服は未使用品はサイズの合いそうな親戚のおじさんに送る事を了承を得ました。

後は海外ボランティアの団体に送る手配をしました。
とにかく、送り先別にダンボールに詰めて行きます。

父が亡くなる間近のお気に入りの服たちは‥

そのまま、そっと引き出しを閉めました。

「私にも、無理なのに 母に出来るわけないわ。」

これが、今日の私の感想です。
減らせる物は減らして、
まだ心の整理がつかないものは、一時保管(グレーゾーン)として保留。

ただでさえ、処分の労力が大変なのに遺品になると、

更に処分のスピードは落ちます。
なかなか想いが断ち切れません。

本人が要る、要らないの判断ができる、今のうちに。
遺品にしてしまわない前に。

実家の片づけ進めましょう。
待った無しです。

京都の実家片づけアドバイザー 橘 いろは

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