古典的で新しい方法
教科書や勉強道具で散らかった子ども部屋も、そして自分の部屋も、片づけたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
もうすぐ夏休み。
しばらくすると子どもたちは、うんと工作やテストや習字道具などを持ち帰ります。
いまから片づけておきたいですね。
そうはいっても、子どもも親も、しょせん他人。
言うことなんて、そうは簡単にきいてくれませんね(笑)。
ましてや、旦那様も、ですね。
お子さんやご両親が片付けるきもちになっていればいいのですが、そうもいかない場合が結構あります。
その突破口の1つをご紹介しますと…
先日、ある英語講師に話をうかがったのですが、子どもを英語の勉強好きにするには、親が楽しそうに毎日英語の勉強をすればいいとうかがいました。
親の背中をみて育つという、古典的な方法に則ったものですね。
実は片づけも同じです。
お子さんにも、実家のご両親にも、こんなに片付けて気持ちがいい、使いやすい、片づけてよかったという姿を見せてあげることができれば、一番いいのです。
そのためには、まず、ご自分のお部屋を楽しく片づけていくことがポイントとなりますね。
なんだか、すごいプレッシャーを感じて今いそうですが、お子さんには、ものを元に戻すことができるようにするとか、物を大事にするとか、そういったことを優先させてお伝えするのがいいのです。
遠回りのようでも、一番の近道。
ご実家が離れていても、ご自分のお部屋から片付けて、素直な感想を離れたご両親に伝えてみるだけでも、効果があります。
お連れ合いも、あなたが片づける姿をみて、ある日突然片づけ始めるかもしれないのです。
エンディングノートを書いてといったらおへそを曲げてしまった親御さんに、
「私は書いてみたら、こんなにいいことがわかった。」
という話をしたら、親も書く気になったという方にもお会いしました。
我が家の場合、私が何か月かかけて、本を累計1000冊ぐらい処分した時期があったのですが、その姿をみてたのかどうだかわかりませんが、わが連れ合いは古いレコードを段ボール30箱ぐらいでしょうか、リサイクルしました。
これにはびっくりしました。たとえ聴くことがなくても、ぜったいレコードは手放さない、無理だと思ておりましたので・・。
片づけたスッキリ感は伝染するのでしょう。
片づけない家族、子ども部屋・実家の片づけに共通するゴールデンルールを思い出して、あせらず、ご自分の身の周りを片づけることも試してみてはいかがでしょうか。
周りの人は、見ていないようで見ているのだと思うのです。
一緒に少しずつ片づけてまいりましょう。(渡部亜矢)
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