ある女性から、キッチンが狭くてごちゃごちゃとのご相談がありました。
忙しくて、外食しかしていないのでほったらかし…
お料理をしたいけれど、散らかっていてできないし…と、いろいろ言います。
狭いとのことでしたが、物がなれければ、ごく普通の広さに見えます。
実はこの中に、炊飯器が3台かくれていました(汗)
別々の友人から、「あげる」といわれ、使えるからそのままもらったそうです。
「そういうときは、あるからいらないと言っても、失礼にあたらないです」とお伝えしましたら、すごくびっくりされていました。
あげるといわれたものは、すべていただかないといけないという、思い込みがあったようです。
この女性、優しい方なので、なんでもつい受け入れてしまうタイプのようです。
よくありがちです。
お部屋は物をおくためにあるのではなくて、人が生活するためにあります。
だから、片づける以前に、余計な物を部屋に持ち込まないのがコツなんです。
たとえばこのキッチンにあった炊飯器は、本当に必要な、ほかのだれかのお宅で活躍するほうが、炊飯器も、人も幸せになりますね。
この女性、これからは、うまく、ノーサンキューを言えそうとのことでした。
さらに…こんな「散らかり」キッチンにありがちなのが、吊戸棚がスカスカという共通点です。
このお宅も…と思いましたら、やっぱりそうでした。
出番のないタッパが数個、ひっこしてきたときからそのまま入っているとのことでした。
いろいろとお話ししながら、片づけたら、スッキリいたしました。
これなら、お料理ができそうですね。
片づけは物のためにするのではなく、人が使うためにする「こと」です。
人の生活のためなんですね。
片づけたい「人」を応援します^^