片付けのお悩みが深い、リビング。
家族全員で共有しているので、片付け方、使い方もいろいろ。
散らかるのは無理もありません。
でも、あきらめないでくださいね。
にっちもさっちもいかなくなったときの、片付け対策を1つご紹介いたします。
・・・・・・・・・・・・・
リビングを片付けたい場合は、まず、
散らかる時間帯に注目してみましょう。
そうすると、誰が、どのように散らかすのか、はっきりと見えてきますので、
先回りして、散らかるのを防ぐ方法をとることができます。
たとえば……
学校から帰ってきたお子さんが、
ランドセルをリビングに置いて、中身を全部出すので、
いつも「自分の部屋に持って行ってほしい」と思い、
イライラしているママがいらっしゃいました。
…けっしてめずらしいことではありませんね。
私も心あたりがあります。
でも、お子さんにとっては、学校から帰ってすぐの時間帯は
リビングでランドセルを開けるのがラクなんですね。
その方は、その動線上に、ランドセル置き場をつくって
イライラを解消なさりました。
高校生ぐらいになれば、
たぶんすぐに自分の部屋に入っていかれることでしょうから、
いっときのことですね。
また、ある方は、お連れ合いが帰ってきてすぐに
お財布をダイニングテーブルの上に置いて
新聞を散らかして読むのがいやだと、おっしゃっていました。
帰宅する時間帯までに、ダイニングテーブルの上は
何もない状態にしておくことにしました。
さらに、お財布と読み終わった新聞を
サクッと入れられる、好みのラックを用意して、
片付けたくなる場面づくりをしたところ、成功しました。
…いずれも、散らかる時間帯に注目した「片付けサクセスストーリー」です。
もし、なんだかはっきりしないけれど、
いろいろなモノで散らかっているというお悩みがある方は、
散らかる時間帯に注目すると、
散らかる理由がはっきり見えてきて、解決への糸口になるかもしれませんね。
片付けサクセスストーリーを、少しずつふやしていきたいものですね。