心地よく 実家片づけアドバイザー2級講座
心もすっきり 実家片づけアドバイザー2級講座
先日、実家片づけアドバイザ―2級講座が開講されました。
ニューフェイスの認定講師が講座を務めさせていただきました。
由緒のあるご実家の片づけに悩んでいるという方が、遠くから足を運んでくれました。
長いあいた一人で心に秘めていたお悩みを、認定講師の方々が解きほぐしていきました。
まずは、感情の整理から
講座の中で、ご相談内容をひとつずつ、ときほぐしていきます。
さまざまな家財道具、趣味の物、衣類…どこからなにをしていいのか、どの程度たいへんなのか、できるだけ親身にお答えします。
講師にとっても、受講生さんのお悩みは、他人事ではありません。
自分事としてとらえて、いっしょに対策を考えていくのが、当協会の講師のよさです。
誰にも言えず、抱え込んでいたことを、安心して言える雰囲気が、心地よいのでしょう。
自分の抱えている問題が、いかにたいへんなことかを理解された受講生さんは、とても気持ちを軽くされ、お帰りいただきました。
1級もぜひご受講したいといっていただきました。
新しい仲間が増えるのは、うれしいことです。
困ったことや解決策をシェアしあい、安心して前向きに進んでいける場所は、私たちに必要なんですね。
講師のほうが、伝えることで、力をもらっていく瞬間です。
今回、デビューしたばかりの認定講師はとくに、伝えることの大切さを学ばせていただいたのだと思います。
ありがとうございました。
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気持ちが軽くなる「実家の片づけ」スタート講座|こうちソーレ
高知初 「実家の片づけ」講座 定員増で開講
7月9日(土)、おかげさまで、高知県のこうち男女共同参画センター「ソーレ」主催、 ライフスタイル応援講座、
気持ちが軽くなる「実家の片づけ」スタート講座が無事終了いたしました。
30名のところ、申し込みがすぐにオーバーしたとのことで、55名までご受講いただき、開講させていただきました。
40代~50代の比較的若い世代が多かったです。
高知は高齢化率全国2位32.2%(1位は、秋田県)、空き家率は4位(17.8%)ということで、みなさんの関心も高い分野だったようです。
大会議室で、大人数でのワーク形式も交えたセミナーとなりました。
ところが、ソーレ史上、かつてない事が起こったのです。
じつは、講座中に、別の階で煙が出たとかで、一時、建物外に全員避難するというハプニングがあったのです。
消防の方や警察の方が調べて、問題なしということになり、講座が再開されたのです。
高知の方はとてもフレンドリーな気質と聞いていましたが、本当にその通りでした。
「先生、たいへんですね」と気遣ってくださる方が、たくさんいらっしゃったのです。
外は、炎天下にもかかわらず、怒る人もなく、話しかけてくださったのです。
今は不寛容社会といわれる時代なのに、こんな騒ぎがあって講座が中断されたのに、最後までできたというのも、土地柄なのかもしれません。
午前中、スコールのような雨が降ったとのことです。
講座が始まるころには雨が上がったのも運が良かったです。
さらに、こんな突発的なできごとも、つつがなく過ごせたのが本当にありがたいことでした。
高知のみなさま、ご参加くださったみなさま、職員のみなさま、ボランティアのみなさま、ありがとうございました。
ぜひまた高知で講座をしてみたいと思います。
ありがとうございました。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢
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【雑誌】『エクラ』集英社8月号に掲載されました。
「50歳の転機」
おかげさまで、『エクラ』集英社8月号(7月1日発売)Jマダム白書「50歳の転機」に掲載されました。
『エクラ』は、45歳~50歳前半のおしゃれ系ファッション雑誌です。
Jマダムというのは、バブル経済や男女雇用均等法が施行された年前後の世代のことだそうです。
Jマダム世代へのアンケート調査や、香山リカさんの解説が興味深く読めます。
お時間ある方は御覧くださるとうれしいです。
(実家片づけアドバイザー 渡部亜矢)
なぜ今、実家の片づけなのか
実家の片づけは、人生の一大テーマ
あなたはもう実家の片づけに直面しましたか?
実家の片づけは、核家族化が進んだ少子高齢社会のなかで、親の介護や終活と並行して訪れる人生の一大テーマです。
今や「帰る実家がある」「実家を相続した」と言ったら、「たいへんだね」というのが、忙しい子世代の合言葉になているのです。
他人ごとでないと思い、古い実家が気になっている人が増えているけれども、どうしていいかわからない。
『忙しくて』となかなか足が向かない。
『そのうちに』と後回しになっている。
『うちは大丈夫』と目をそらしてしまう。
そうこうしているうちに、実家の危険度はどんどん上がっていきます。
そして、大切な親御さんの健康不安に直面することになってしまいます。
残念ながら、これからはあなたの忙しさも増し、あなたの体力は年齢とともに実家の片づけまでカバーしきれなくなってしまう散らかりとなることが、予測されるのです。
少子高齢化社会とは、実家や両親がいつも自分を迎えてくれる“いやしの場”でなくなるということなのです。
値上がりが期待できる「資産」であるというのも、バブル経済以降は、単なるノスタルジーにすぎなくなりました。
「空き家」や「ゴミ屋敷」が、全国各地で問題になっています。
大切な資産であるはずの実家がマイナスの資産となり、あなたの大切な人生の時間を占めることになりかねないのです。
そして、あっという間に、ゴミ屋敷化し、住めない空き家になっていまう可能性のほうが高い時代なのです。
近くにいても忙しくて実家に帰る時間さえままなりませんが、仕事や生活の基盤が都会にできていると、簡単に実家に帰ることもできない人のほうが多いのです。
ゴミの処理費用ばかりか、交通費もかかるし、休みをとるのだって、この不景気の時代ですから、仕事をなくしかねないのです。
ほんのささいなことで、私たちのワーク・ライフ・バランスが崩れてしまいます。
本来の幸せを取り戻す
実家の片づけは、なんだか少子高齢化社会という、マイナス面ばかり強調されてしまう昨今です。
でも、本来は、生きる時間があるというのは、幸せなことなのです。
実家の片づけはとは、忙しさやモノ余りの時代に生き、見えなくなっている人生の質を取り戻すアクションなのです。
なにしろ、ご実家は、自分の鏡みたいなものです。
分身といってもいいぐらいの人もいるのです。
実家の片づけは、自分の家を片づける一般的な整理収納術とは違うコツやスキルが必要です。
人生が長い時代、ライフステージが変わりますから、それにあわせたスキルを、実家片づけアドバイザーの講座でお伝えしています。
実家には、大切なものがたくさんありますから、すべてを不用品回収業者に投げることはできません。
実家片づけアドバイザーは、生き方を決める生前整理と、家族をつなぐ遺品整理を2本の柱として、お伝えします。
実家だけでなく、自宅も片付くスキルなので、片づけが苦手な人でもできるようになる工夫されています。
どの実家片づけアドバイザーも、それぞれ実家の片づけと向かっている人ばかりが、アドバイザーになっています。
全員が、経験者なのです。
最低限知っておきたい法律的な知識も網羅したロジックですので、多くの方に共感していただきております。
どうぞご一緒に、学び合いあえるといいですね。
(実家片づけアドバイザー 渡部亜矢)
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片づかない話 第9話 世代で壁があるはなし
イギリスのEU離脱の国民投票の結果が波紋を呼んでいます。
離脱を選んだ方が、いわゆる高齢者が多く、残留を選んだ若年層との違いが浮き彫りになったのです。
世代間による価値観の違いの壁は、日本だけのはなしではない、という、典型例です。
当初は残留派が優勢と報道されていたといいますし、そもそもこここまで世代間に差が出るとは、おそらく名だたる機関でさえ、予測できなかったということも、興味深いですね。
日本では、年金などの世代間の「格差」問題というのも深刻です。
年金などの社会保障、退職金などもそうですし、若者の間でもその時々によって、就職氷河期だったり、景気がよかったり。
生まれた時期によって格差が生まれているのは、その人の能力とは関係ないところだったりするわけです。
実際に親に向かって、こんな世代間格差の問題をぶつけても、どうなるでしょうか。
親世代からは、「どうして家を買おうとしないのか?」という、持ち家信仰に基づく議論をぶつけられ、困っている人に遭遇します。
今は、不動産は「負」動産なんて揶揄される時代。
高度成長期を知らない子世代にとって、多くの給料や未来への大きなリスクをかけてまで、親の持ち家信仰を満たすような行動をしないのは、当たり前なのです。
持ち家信仰に限りませんが、「言うことをきかない子ども」と「昔のいい時代を知っている親」との対立となります。
こうなってくると、世代間格差は、単なる親子喧嘩になってしまうことがオチなのです。
表面的な親子喧嘩も、実は、時代に翻弄されている、世代間の格差の問題だったりするわけです。
カレーが好きな人が、ラーメン好きな人に、「カレーを食べろ」と命令するような、趣味の価値観を押し付けるという問題も、ときには家族の間ででてきて、問題になることがあります。
カレーが好きか、ラーメンが好きかというのは、単なる趣味の話ですみ、互いの好みを押し付けるなという、「ルール」を人として守っていけばいい話です。
価値観の違いを押し付けない方法を考えていくとう、第三の道を模索していくことが、案外、できるのです。
ところが、こういった世代間の格差問題となると、実は、親子といえども社会背景とつながっています。
解決への道が難しくなることもあるのです。
そういった意味で、実家の片づけは、片づかない問題だったりすることもあります。
どうぞ片付きますよう。(渡部亜矢)
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