本の整理を妨げる「収納スペースよりもビッグな問題」解決法

突然ですが、
読書好きの方が、一番悩んでいることは、
何だと思いますか?

 

「本の収納スペースの不足」でしょうか?

 

実は、多くの読書好きが口にする
「収納スペースよりもビッグな問題」
があります。
それは、
「本を読む時間がない!!」
ということです。
いわゆる「積読」(つんどく)の状態のことです。

積読とは、本を買って読まずに積んだままのことです。

 

明治時代からある俗語だというのですから、驚きです。
ひどくなると、自分でもどのくらい持っているのか、
把握できなくなります。
そして、時々山が崩れて、雪崩を起こしたりします(危険ですね)。

 

時間は1日24時間と限りがあります。
そんな中、
本を読む時間を、
どのように捻りだせばいいのでしょう??

 

それは、自分の人生にとって、
どういう関わりがある本なのかを
考えて、優先順位をつけていくことに尽きるのでは
ないでしょうか。

優先順位の高いものに時間を多く配分するというのは、
幸せに生きのに必要なスキルです。

 

本の整理ができなくてお悩みの方、
本の収納スペースが少なくて苦労している方、
読んでいない本が「積読」状態の方・・・
これらの方々に共通して必要なスキルです。
お片づけ共通の、ベーシックスキルともいえます。
それでは実際に、どうしたらいいのでしょうか。

 

1 「(本当に)読みたい本」
2 「読まなくてはいけない本」
3 「賞味期限切れの本」

 

に分けることです。
自分なりのジャンル分けみたいなものですね。

詳しく見ていきますと……

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1 「(本当に)読みたい本」


ご自分の興味や関心から、自然にすぐにでも読みたいという
気持ちが湧き出てくる本は、
迷わず「読みたい本」に分けられますね。
実際に仕分けしていくと、思ったよりも簡単です。
・・・実は、これが選べれば、あとは楽です。

 

2 「読まなくてはいけない本」

「読まなくてはいけない本」とは、いわばmust状態に陥っている本のことです。
実際に、自分にとってどんな本なのかを考えて仕分けしていきます。

たとえば、次のような視点で分けると楽です。
 a 仕事に必要なので購入したが、読む気がしない。

⇒自分にとって、本当に自分に必要なのか、興味があるのかないのか、再検討。

 
b 書評や友人の間で評判だったので買って、そのまま。
⇒他人がいいといっても、自分にとって必要なのか、
本当に読みたい本なのか、再検討。

 C 買ったときは読もうと思ったが、今はあまり読む気がしない

⇒本当に読みたい本なのか、再検討。

こんなふうな視点で持っている本を、自分にとってどうなのかについて、
見直すと、
手放してもいい本、
自分がこれからしたいこと、
しなければいけないことが、
  少しずつ見えてくるでしょう。

 
3 「賞味期限切れの本」
読み返すことのない本や雑誌
古い辞書類
例・・・国語辞書や法律書
(新語や新しい法律が収録されていない)
インターネットで代用できる辞書関係など
数年前の観光ガイド(内容が変わっています)
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本棚を見直していくと、
自分の興味関心も絞ることができます。

そして、何を優先して読んでいったらいいのか,
わかるようになり、
手に取りやすいところに,
配置する本が決まってきます。

優先順位が決まってきます。
ここまでくればしめたもの!

一朝一夕にいかなくても、
だんだんと、
読みたい本を読むために、
時間のやりくりのスキルも身についてくるでしょう。

本棚はココロの一部。
世界に一つだけの、オリジナルスペースにしていきましょう。

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片づきますように。

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

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