学生時代、旅慣れた友人と海外旅行に行ったことがあります。
彼女は着古しの靴下やTシャツなどをもっていき、
着るたびに捨てていました。
帰るころには身軽になり、スーツケースの空いたところに
おみやげを入れていました。
一方私は、着たものを2-3日に1回ぐらい手洗いしていました。
旅先では疲れてしまい、洗うのが結構かったるかったので、
友人の知恵に感心したのを覚えています。
・・・・・
あれからウン年たちました。
先日、家族で草津温泉に行くことになりました。
この学生時代の友人のことを思い出し、
旅先でなにか手放せるモノはないかな、
と考えてみました。
私は、着ない服はすぐに拭き掃除系におろしてしまうので、
いらない服は見当たりませんでした。
そこで、どうも使用感がいまいち自分に合わないけれど、
捨てられなかった乳液と、
とりわけしたけれど使っていなかったハンドクリーム
を旅行に持っていて、
使ったあと、「さようなら」をしました。
なんてことない小さなモノです。
けれども、
こんなちいさなモノでも、洗面所の下を開けるたびに、
「使用感が自分にあっていなくて、買い物に失敗したな~」
と思わなくてすむだけで、ココロが軽くなりました。
小さなモノは、場所はとりませんが、
ココロのスペースはとります。
まして、家の中は小さなモノの集まりようなもの。
小さなモノの積み重ねが、大きなスペースになります。
あなどれません。
半年近くもお気に入りではないモノが、
ココロと家のスペースを占めているということは、
目にはっきりと見えていなくても、
もったいない話ですネ。
旅行に持っていく荷物は、
お気に入りや、機能的な服やグッズを持っていく
というのが鉄則。
けれども、
発想を転換させて、シンプルライフへ近づく一歩として
利用するのも手です。
クリティカルシンキングのようなものですね。
旅先でモノを手放し、ココロのお洗濯もできました。
草津温泉、最高でした~(実は私、温泉大好きです♪)
片づきますように。