とある西日本の現場の依頼をいただきました。
それは,自営業の70代男性からの書類整理のご依頼でした。
なかなか相談する人がいなくて,東京までお電話をかけてくださったとのことでした。
何度かのお電話のやり取りや,現地の実家片づけアドバイザーのお見積りなどからわかったのは,かなりの散らかりであるということでした。
日用品に混ざって,数年間の経営書類が山積みです。
毎日,忙しいのですから,仕方ありません。
うかがう日にちが決定したあとで,今度は娘さんからお電話をいただきました。
ずっとお父様だけのお電話のやり取りでしたが,そもそもは,娘さんが書類整理の必要性を感じたことがご依頼の発端だったようです。
娘さんは,お父様に,私のところに電話をするように,何か月か話し合いをしていたとのことでした。
娘さんと話しているうちにわかったのは,娘さんの本当の心配は,書類整理とは別のところにあることがわかりました。
実は,お父さんの体調が一番心配だったのです。
優しい娘さんなのです。
(実は当協会に依頼にされるお子さんは,たいていこういう優しい子世代が多いのです)
実家片づけアドバイザー/書類整理アドバイザーの出動し,2日がかりで片付けました。
最初は片づけに気乗りしなかったお父様も,最後には大満足いただきました。
片づけは,親子のコミュニケーションです。
アドバイザーは,片づけの仕上がりのときには,お父様と娘さんの感動の場面に立ち会うことができました。
片づけると,親子の会話が進み,その先にある大切な未来を呼び込むことができるのですね。
最後には,実家片づけアドバイザー3名とも涙ぐんでいました。
3人のやり切ったガッツポーズです。
この内容につきましては,かなり重厚なので,HPで後日,丁寧にお伝えしてまいります。お楽しみに。
片づけのコツ,その他のビフォーアフターはこちらをご覧ください。
実家片づけアドバイザーについては,こちらからに一覧があります。
片づきますように(渡部亜矢)。