暑い夏、いったいどのぐらいの時間、片づけるのがいいのか?という質問をよく受けます。
もちろん体力、家の状況によるので一概にはいえませんが、考え方として、「両手を広げた広さ分」というのをご提案しています。
この広さだと、ちょうど15分ぐらいで見た目がきれいになるからです。
15分でモノの「密」をなくすと、ずいぶんすっきりします。
人はたいがい手を広げた範囲に、使うモノを置いていますので、ここを攻略するのがポイントとなります。
ほとんどの方は、手を広げた範囲内のものしか使っていません。
手の届かないものは、使わなくなるか、忘れてしまうことが多いのです。
今ははやりのソーシャルディスタンスと同じ直径2メートル程度ですね。
(「両手の法則」といって本などにも書いていますので、読んでいただければうれしいです)
たとえば、椅子にすわって、手の届く範囲の机の上を片付ける、
玄関の手の届く範囲をきれいに整えてみる、
これでだいたいワンクール、15分です。
手の届く範囲を多少とびでて、まわりを片づけたり、さっと拭いても、たいがい20分ぐらいです。
これだけででも気分が変わります。
もうワンクール、きれいな陣地を広げようかな、と思ったところでやめるのが、
おなか一杯にならず続けられるコツです。
15分というのは、NHKラジオの英語とか、学習番組の時間と同じです。
集中できる時間は、こんなものと思った方がいいでしょう。
よくをださず、集中して終わらせましょう。
前後に水分補給も忘れずに。