島根県隠岐の島町実家と空き家の困りごとセミナー

おかげさまで、島根県隠岐の島町で、「実家と空き家の困りごとセミナー&相談会」のセミナー講師をさせていただきました。

実家や空き家問題を解決するために、今できることは何なのなのか。
専門家に相談して、しっかり備えましょうという啓発イベントでした。

主催は、一般財団法人島根県建築住宅センター
共催は、一般財団法人住まいづくりナビセンター 隠岐の島町空家等対策協議会、
後援が島根県隠岐の島町でした。

一般財団法人島根県建築住宅センター様とは、松江市、浜田市に続き、3度の講演となります。いつも講師によんでくださりありがとうございました。

会場は、隠岐島文化会館というところで、初の和室バージョンの実家片づけセミナーとなりました。

小さな島を入れても人口14000人のまちということですから、割合からすると10人ぐらいで、テーブルはコの字型のほうがいいのかな?と思っていたら、とんでもなく・・。

町内会が口コミで声かけしてくださったらしく、たくさんの方に集まっていただきました。
資料も緊急増刷!うしろまでどんどんテーブルを出して席が広がっていきました。

そして、一番びっくりしたのは、皆さん姿勢がまったくくずれなかったことです。
背筋がぴんとして、誰一人としてくずれることなく、1時間同じ姿勢だったのです。

まっすぐ前をみて、最後までしっかり聴いてくださりました。ありがとうございました。

個別相談も大盛況でした。

税金関係や土地関係など、さまざまなお困りごとを語っていらっしゃいました。

隠岐の島と、本土の松江を、PCを使ったテレビ電話システムでつなぐ試験的な相談システムです。

私も体験させていただきました。

スマホがあれば、アプリを入れるだけでできるそうです。
声も映像もはっきりしていました。

4月から本格的に使うということです。
島の方々にとっては、安心なシステムですね。

実はセミナーのある前日に隠岐島入りをしました。

応援歌みたいなのが聞こえてきて、なんだろうと窓から港をみてみると、フェリーにお別れの紙テープや、走りながら手を降ったりと、映画みたいな光景でした。

あとでうかがったところ、1日は隠岐水産高等学校の卒業式で、寮生活をしていた生徒さんが本土に帰るのを見送る、毎年の行事なのだそうです。
どうりで、フェリーに帆走する漁船まで出して、見送ることができるわけです。

この日を皮切りに、3月は毎日、人事異動で本土に帰る学校の先生やお医者さんなどを見送る「紙テープ」の船の光景が続くのだそうです。
一生の思い出ですね。
素敵なところです。

東京ではほとんどいただくことのない、おいしい貝やお刺身をたくさんいただきました。

ご参加いただいた隠岐の島町の皆様、一般財団法人島根県建築住宅センター様、一般財団法人住まいづくりナビセンター 隠岐の島町空き家協議会の皆様、隠岐の島町役場の皆様、ありがとうございました。

片付きますように。渡部亜矢


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