片づけて、自分をポジティブにコントロールする方法~ローカス・オブ・コントロール(統制の所在)

2018年11月22日

片づけなくっちゃと思いながら、散らかしっぱなし。
そんなとき、心理学の概念がとっても役に立ちます。

ローカス・オブ・コントロール(統制の所在) 

自分の行動のコントロール要因の結果を、自分自身に求めるか、外的な要因に求めるかの、認知スタイルや性格特性のことを、ローカス・オブ・コントロール(統制の所在)といいます。
ジュリアン・ロッターという心理学者が提唱しました。

内的統制とは、自分の能力や努力、意志によって結果をコントロールできるとみなす傾向です。
逆に、外的統制とは、自分以外の外的な力で、状況や運、環境、他者の力で結果がコントロースされているとみなす傾向のことです。

多くの人は、なにかことが起きると、無意識のうちに原因探しをしています。

たとえば、散らかった部屋をみたときに、内的統制タイプは、片づけができない自分に責任を求めます。
外的統制タイプは、こんな狭い部屋しか住めない給料をくれないからと考えて会社を責めるかもしれません。
その人のキャラクターによって、違ってくるのです。

「おかげさま」というように、良いことは周りの人や、世間のおかげと考えるのは、ポジティブな外的統制となります。悪いことを周りの人や環境のせいにするのは、ネガティブな外的統制となります。

良いことは自分の能力や努力によるものだと考えるポジティブな内的統制がつよいほど、自己肯定感が高まります。
前向きに生きていけるといわれています。
ただし、あまりにも自責感情がつよいと、ネガティブな出来事を悪いことは自分のせいと思ってしまうので、注意が必要です。

人は、何かたいへんな人生の壁にぶつかったとき、大概の人は冷静でいられなくなります。
そんなときは、自分のローカス・オブ・コントロールを俯瞰し、客観的にとらえて考えることが必要になってくるでしょう。

もし、自分にどこか偏りがあるなと感じたら、違う解決策や、誰かに助けを求めることができるからです。

片づかないということについては、忙しくて片づける時間がないなどの環境面と、習慣化していない面の両方が原因となっていることが多いです。

自己肯定感と自己効力感

たとえ散らかっていても、自責で終わらせるのでなく、自分ひとりで原因を決め付けず、できることから始めて、すっきりした空間をつくっていくことがポイントとなります。
自己肯定感や自己効力感も高まるのです。
スッキリと片付く以上の効果、つまり、ポジティブな内的統制により、より満足度の高い、充実した生活を送ることもできるでしょう。

片付きますように。(渡部亜矢

片づけサービスを検討したい方へ▽

本気で片づけを学び続けたい方に
実家片づけアドバイザー認定講座

講座・セミナー講師のご依頼はこちら