実家の片付けを決めたその翌週から
片づけ作業が始まった。
物置化が激しい屋根裏から
着手することになったが
親達のテンションは低かった。
何故なら片づけの意欲を見せていた
2人ではだったが、それはそれぞれの
自室の片づけであって、既に彼らの中で
不動の物置化していた屋根裏のモノはもう
『不要物同然』であり『片づけ対象外』
となっていたようだ。
だからどうでもいい場所からの
着手に少し不満があったようだ。
対して、片づけを手伝う私(子)は
いきなり本丸(親達の寝室)を
攻めることは不可能に感じていた。
何故なら、親達は片づけたい意思を見せても
実際のところ、まず不要品の選択を
拒否する可能性があるからだ。
『実家片づけ』というのは
最初の入り口から親と子の目的が
違うのである。
この目的を明確にしておかない限り
どこかでつまづいてしまう・・・
と、いうことはこの時
私も両親もまだ気がついていなかった。
さて、その屋根裏のモノが置かれた
状態は足の踏み場もなく、高さはというと
立つと私の胸の高さ位まで積み上げ
られていた。
その7割程が客用布団や座布団
その他は本、季節の飾り物・贈答品や
スーツケース、たらい等であった。
容量の割には種類が少ないので
まずは種類別に大まかに分けて
両親に要・不要を選別してもらい
気が変わらぬうちに私は
ゴミ袋にどんどん詰めていった。
客用布団は2組だけを階下の
押し入れに移動し
after写真で見えている(写真奥の
白い布が被ったもの)ものは
後日全て処分することになった。
以下、処分したもの
・本 (ブックオフへ)
・掛け軸
・贈答品(普段用に下ろす)
・花かご
・壊れたスーツケース
・母の仕事関係の書類
客用布団と本を整理しただけで
大分すっきりした。
途中、大量の写真が出て来たが
今回はダンボールにまとめ
後日ゆっくり選別することになった。
一日がかりかと思われた
屋根裏の片付けだったが
大人3人で集中して取り組んだ結果
2時間程で終わった。
これに気を良くした母と私は
引き続き母の衣類の整理に
着手することになった。
ちなみに、処分対象となった
客用布団の敷き布団は後日
母親が布団屋さんに依頼し
一枚を2枚に打ち直し
我が家のベッドパッド替わりと
なった。
少々の経費がかかったが
全て捨ててしまう、というよりも
そうやって使ってあげた方が
母親も喜んだのでよかったと
思った。
アメブロURL