実家を片付けなくっちゃ、と思う時、実家のプチ「ゴミ屋敷」化に気が付きやすい時期は、1年のうち5回あると痛感しています。
ランキングをつけていきますね。
1番は、世の中的に盛り上がる、年末の大掃除の時期です。
お正月を迎えるということで、忙しい方もこのときばかりは帰省しますし、家族みんなが気が付きやすいのです。
ですけれど、親自身も孫や子どものためにがんばって片づけるので、案外、キレイで、日常ちらかっていることをスルーしてしまう危険はあります。
2番目が、お盆休みの直後です。
これはたいへん!と思う方も多い季節です。
記憶に新しいところでしょう。
多くの雑誌がお盆の前後に実家の片づけ特集を組むのは、そのためです。
さて、3、4番目は、ゴールデンウイークと、シルバーウイークです。
このゴールデンウイークに帰省して、なんとなく実家が散らかっていることに気が付いた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
人が集まりやすく、季節がいいので、片づけには適した時期です。
体への負担が少なくて済みますね。
さて、ここから、クイズ。5盤目に気圧着やすいのは、いつでしょうか。
それは梅雨の、今の時期なのです。
梅雨時は、年齢にかかわず、体調が不安的な時期。
老若男女にかかわらず、散らかることが多いのです。
洗濯ものも乾かないし、散歩にも行けない。
家の中にこもることが多くなり、マインドも内側に向くのです。
うまく内側に向いて、片づけを始める人もいらっしゃるので、それはそれでいいのです。
ただし、たまに梅雨の晴れ間にまとめ買いをしてしまったり、掃除グッズを通販で買ってそのままにしてしまったりと、ゴミ屋敷化へと進む危険はいっぱいあるのです。
梅雨のこの時期は、試行錯誤しながら、実家の片づけを片づけていきましょう。
親の家とコンタクトをとって必要なものを届ける、片づけたいという粗大ごみを出す、かびがはえやすい、ほこりがたまりやすいので片付けようと言ってみるといいでしょう。
片づきますように。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢