誰もが陥る危険と隣り合わせです。
「プチ・ゴミ屋敷化」を防ぐ6つのチェックポイント
梅雨が終われば、あっというまに夏休み、帰省シーズンです。
けに役立つ、プチゴミ屋敷にならないためのチェックポイントを、まとめさせていただきました。
1 買い物から帰ったらすぐにレジ袋から物を出しているか
置きっぱなしにすると、袋にはいっていると中身がわからず、買ったことも忘れることがあります。
体調が悪くてそのまあになるケースも。
ぜひ、放置されたものを、レジ袋に限らずチェックしたいものです。
2 窓は毎日、開けているか
健康な方の多くは、朝起きたら、窓を開けます。
窓を頻繁に開け閉めするということは、物が窓の前にないという状態をキープするということでもありますね。
プチ・ゴミ屋敷化しているお宅は、ほとんどのお宅が、窓やカーテンがしまったままです。
いざ地震というときも、すぐに逃げられます。
つまずく危険も防げます。
なによりも、空気の流れもおきて、気持ちがいいです。
3 クーラー、電灯の電気の故障はすぐに直しているか
片づけにいったお宅で、散らかっているお宅では、クーラーが故障していたり、動いていても冷えなかったりと、なんらかの電気製品のトラブルがあります。
とくに、クーラーは、これからの季節、熱中症の危険もあります。健康に関わるので、冷暖房器具はすぐに直しましょう。
また、電球が切れたままで、うすぐらい部屋で作業をすることもよくあります。
でも、片づけていくと、新しい電球が部屋のあちこちから出てきたりします。
電球を買いだめするのではなく、すぐに取り換えるくせをつけていきましょう。
電気製品に限りませんが、面倒でも、物がこわれたときにすぐ直す習慣がついてくると、遠回りですが片付く習慣もついていきます。
壊れた電子レンジを、捨てるの面倒で持ち続けている方もいらっしゃいます。
ぜひ、実家の片づけの場合は、電気製品もチェックしてみてください。
4 ゴミ収集日に、必ずゴミを出しているか
ゴミ収集日は、手帳やカレンダー、スマホのリマインダーに入れて管理して、どんなに量が少しでも、必ず出しましょう。
1回でも、「次でいいや」「捨てなくてもいいや」ととんでしますと、なし崩し的に家の中にゴミがたまり、夏場は虫がわいたりして、ゴミ屋敷化への道を歩むきっかけになります。
生ごみだけは捨てているという方でも、ほかのごみがたまれば、ゴミ屋敷予備軍に一直線になる可能性が…。
地域によっては、ゴミ分別がたいへんですが、ここは乗り越えるぞ!と腹をくくる気持ちでやらないと、たいへんなことになりかねないのです。
スケジュール管理さえ身に着ければ、片づけの手順もうまくいくことが多いのです。
自分にはできないと自覚があり、可能な方は、24時間ゴミ捨て可能なマンションへの引っ越しも検討するというのもありだと、私は思います。
そのぐらいの気持ちで挑むぐらいの価値がある大きなポイントです。
また、家族でゴミ捨てのなすり合いも厳禁。
家事分担を明確に決めるのもいいでしょう。
5 抗菌グッズにたよっていないか
なぜだかよくわかりませんが、散らかっているのに、抗菌グッズが好きな方が多いです。
抗菌と書いてある洗剤に、ほこりがつもっていることもあるのです。
ほこりだらけの抗菌グッズは、なんだか悲しいです…。
冷蔵庫には、アルコール消毒のスプレーをたっぷりふだんから吹きかけているのに、賞味期限のものが詰め込まれていたり、ものだらけの家、着ない服に防虫剤ばかりぶら下げているお宅など、結構あるのです。
6 体力が落ちていないか
散らかるのは、疲れたときや、体力が落ちている時が多いのです。
普段から、疲れていても片付けられる程度の物の量を意識していくと、だんだんと散らかりが減っていきます。
これが一番、難しいかもしれませんが、体と相談して、片づけていきましょう。
以上は、どれも片付いている方は、当たり前にしていることかもしれません。
でも、ちょっとしたきっかけで、散らかってしまうのです。
時々、チェックできるといいですね。
片づきますように。
渡部亜矢