毎日の「片づけ」で目からうろこを落とす意外な方法

突然ですが、私の名前は「渡部」と書いて、「わたなべ」と読みます。
「わたべ」とも読めるので、銀行などで「ふりがなのお願い」の「記入例」の張り紙などに使われます。
ダントツに間違えられやすい名前なんです。

先日、お会いしたある方に、いつものように、「わたべと書いて、わたなべと読みます」と、自己紹介をさせていただきました。
するとその方は、

「お部屋をきれいに片づける仕事をされているので、「部」なんですね。ぴったりのお名前ですね」

と、おっしゃいました。
私は、目からうろこが落ちた瞬間でした。
なんてポジティブな考えでしょうか!

私は、無意識のうちに、自分の名前が間違えられやすいことにネガティブな思いを抱いていたことに気が付きました。
初めてお会いした方には、読み間違えなく覚えていただくことばかり、考えて、自分の名前をみるたびに、マイナスイメージを浮かべていたのです。

自分の名前ですから、何度自分の名前を書き、自分の自己紹介したことでしょうか。
何千回か、何万回かわかりません。
あまりにも身近すぎて、ポジティブにとらえてみることに、気が付きませんでした。
もったいなかったなあと思います。

これをお片付けにあてはめると、どうでしょうか。
お片付けは、毎日の生活そのものなので、ルーチン化しています。
ルーチンワークですから、毎日の習慣に即することが多いのです。
あまりにも毎日していることなので、工夫できる可能性を、知らず知らずのうちに、シャットアウトしていることがあります。

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使い勝手が悪いと思っていた狭い部屋も、日当たりがいいことに気が付き、物のあふれ具合がすぐにわかる使いやすい部屋だと気が付いた、という例があります。
使わない重たい土鍋を20年、食器棚の一番使いやすいところにしまっていてじゃまなのに気が付かなかったとか、
右利きなのに、使いにくい左側にいつも文房具を置いていたとか、
そんな些細なことでも、毎日のことととなると、積み重なると大きいことなのです。

ご本人が目からうろこが落ちれば、毎日の生活の「改善」につながります。
目からうろこが落ちるのは、やはり外部からの刺激かなと思います。
簡単にいうと、「他者からの目線」です。
自分とは違うものの見方です。

本人がなんとも思っていない、あたりまえと思っていた私の自己紹介のようなことでも、ポジティブにとらえなおすことができます。
困った悩みごととなればなおさらです。

片づけは、ひとりでやると、行き詰まりますが、知り合いと話し合ったり、シェアしたり、他者の目線がほんのちょっとでも入ることで、各段に進み具合が変わります。

ぜひ、ひとりで悩まないで、お悩みをアウトプットしてみるのも、おすすめです。
意外な解決策がみつかります^^

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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