【Q26】家が狭くて収納もなく片づきません。
家族をキレイ好きにしてスッキリ片付く方法を教えてください。
築35年の家に住んでいます。収納が少なく、家も狭いので、すぐに散らかります。
同居している実母や夫に片付けてといっても、聞いてくれません。
リビングや廊下にいらない物があふれています。
家族は全員、家事が苦手です。
家族をキレイ好きにして、スッキリ片付く方法を教えてください。
【A】 ここ1週間使ったものをのこして、片づけなくてもいい量をみつけましょう。
実は、家族を綺麗好きにするというのは、他人をコントロールすることなので、まず難しいことなのです。
「リビングや廊下にいらない物があふれている」と、自覚されているので、いらないものを、一時保管(プレ捨て)にしていってはどうでしょうか。
捨てられないタイプのご家族だと思うので、「捨てるのではなく、移動するだけ」と伝えましょう。
判断に迷ったら、ここ1週間、使ったものだけをのこします。
おどろくほど、少ない物しか使っていないはず。
それを、今ある収納に戻していきます。
そうすれば、自分たちに必要な、片づけなくてもいい物の量がわかってくるまで、毎日15分でいいので、何度か繰り返し片づけていきましょう。
物が少ない方が、物の稼働率があがるということを、実感できると、しめたものです。
家族が戻しやすいように、籠にいれるだけ、分けるだけ、置くだけ、できるだけ見えるようにしていきます。
また、家が広くなったり、収納をふやしたとしても、片付くことはないのです。
少しずつでもいいので、使っている物は何かを見きまわえていくようにしてください。
なぜなら、家事のスキルがあがっていないのに、掃除や片づけをする場所が増えるだけですから、今のままでは効果はのぞめないです…。
かえって、狭いほうが、物が溢れるのに気付くのがはやく、ラッキーです。
片付けられないのなら、片付けられる量まで減らすのが、一番の片付く近道です。
繰り返しますが、家族といえども他人なので、変えることは無理です。
はやくスッキリさせて、片付いたことのメリットを実感してもらうのが、最大の近道です。
気持ちよさ、勉強や趣味がさくさくできる心地よさを味わい、片付いたあとの楽しい生活=もった片付いたあとのポジティブなイメージを、思い描いてもらうのです。
片付いた感が早くつかめれば、やる気も持続します。
あなたが楽しそうに片付けをしていくのを見せるのも効果がありますよ^^
片づきますように。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢