【Q&A片づけ上手25】テキパキ片づけられません。
いつも途中で手が止まります。
テキパキ片づけられません。いつも途中で手が止まります。
片付けをしていて、思い出の物、忘れていた物、懐かしいものが出てくると、つい見てしまうのは、片付けられない人の特徴なのでしょうか?
最後は家族に怒られておしまいです。
やはり片づけは、才能とか生まれ持ったものでしょうか。
私には無理だと、いつも思い、あきらめています。
【A】 思い出の物が出てきて手が止まるのは、当たり前です。
思い出の物、忘れていた物、懐かしいものが出てきて手が止まるのは当然です。
物には、その人の思いやストーリがあります。
片づけができないから手がとまるのではなく、物のストーリーに思いをめぐらすことによって、手が止まるのです。
当たり前のことです。
まずは安心されてはどうでしょうか。
人間らしい気持ち、懐かしいと思った気持ちは、大事にしてくださいね。
片づけは、才能とか生まれ持ったものというよりは、生活習慣です。
やる気になれば、だいたいのことはできるようになります。
あとは簡単なスキル、要領がわかればいいのです。
決して、自分には無理だと、ご自分を否定したり、あきらめたりしないでくださいね。
ここからが重要なのですが、
テキパキ片付けるには、「てきぱきと片付ける物“だけ”」を優先して片づけていくのが、コツなんです。
思い出系の物、とくに写真など、その場で判断できないものがでてきたら、箱などにまとめておいて、後回しにします。
きれいになったお部屋で、ゆっくり見て判断してください。
片づけの途中で写真などの思い出系をゆっくり見入ると、片づけが途中で時間切れとなり、また元の場所に戻すだけで、永遠に終わらなくなってしまうのです。
散らかっておしまいということもあり得ます。
ひどい時には、片づける前よりも、もっと散らかっておしまい、という場合もあるのです。
いるものは一瞬でいる!と判断できますよね。
思い出系以外の物でも、判断に3秒以上まよったら一時保管にして別の場所に移動することをおすすめしています。
余談ですが…
これから、秋の片づけシーズン。
今から片付ければ、年末には素晴らしいお部屋になりますよ!!
片づきますように。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢