納得!自宅や実家の「プチ・ゴミ屋敷化」を防ぐ5か条

 

実家や自宅の「プチ・ゴミ屋敷化」を防ぐ5か条


「実家の片づけの夏」が、終わろうとしています。
でも、帰省のおみやげを持ち帰った、自宅の片づけもしなければなりませんね。
「片づけ」に終わりはない、と感じている方が、多いのではないでしょうか。

この夏、「片づけ」に関わる中で、私自身、あらためて認識しなおした点がいくつかありました。
テレビなどでも話したことがあることや、普段、認定講座ではあまりお話ししない実感も含みますが、5か条にまとめさせていただきました。

1か条 買い物から帰ったらすぐにレジ袋から物を出す。

置きっぱなしにすると、袋にはいっていると中身がわからず、買ったことも忘れて放置され続ける危険が。

2か条 窓は毎日、開ける。

プチ・ゴミ屋敷化しているお宅は、ほとんどのお宅が、窓やカーテンがしまったままです。
窓を頻繁に開け閉めするということは、物が窓の前にないという状態をキープするということ。
空気の流れもおきて、気持ちがいいですよ!

3か条 クーラー、電灯の電気の故障はすぐに直す。

この夏、片づけにいったお宅の、限りなく100%近くで、クーラーが故障していたり、動いていても冷えなかったりと、なんらかのトラブルがありました。
とくに、熱中症の危険もあります。健康に関わるので、冷暖房器具はすぐに直しましょう。

また、電球が切れたままで、うすぐらい部屋で作業をすることもよくあります。
でも、片づけていくと、新しい電球が部屋のあちこちから出てきたりします。
電球を買いだめするのではなく、すぐに取り換えるくせをつけていきましょう。
電気製品に限りませんが、面倒でも、物がこわれたときにすぐ直す習慣がついてくると、遠回りですが片付く習慣もついていきます。

4か条 ゴミ収集日に、必ずゴミを出す。

ゴミ収集日は、手帳やカレンダー、スマホのリマインダーに入れて管理して、どんなに量が少しでも、必ず出す習慣をつけます。

1回でも、「次でいいや」「捨てなくてもいいや」と思うと、なし崩し的に家の中にゴミがたまります。
生ごみだけは捨てているという方でも、ほかのごみがたまれば、ゴミ屋敷予備軍に一直線になる可能性が…。

スケジュール管理さえ身に着ければ、片づけの手順もうまくいくことが多いのです。
地域によっては、ゴミ分別がたいへんですが、ここは乗り越えるぞ!と腹をくくる気持ちで。

自分にはできないと自覚があり、可能な方は、24時間ゴミ捨て可能なマンションへの引っ越しも検討するというのもありだと、私は思います。
そのぐらいの気持ちで挑むぐらいの価値がある大きなポイントです。

また、家族でゴミ捨てのなすり合いも厳禁。
家事分担を明確に決めるのもいいでしょう。

5か条 抗菌グッズにたよらない。

なぜだかよくわかりませんが、抗菌グッズが好きな方が多いです。
洗剤など、ほこりがつもっていて、使っていないことが多いのです…。
ほこりだらけの抗菌グッズは、なんだか悲しいです…。

最後に、付帯事項

散らかるのは、疲れたときや、体力が落ちている時が多いのです。
普段から、疲れていても片付けられる程度の物の量を意識していくと、だんだんと散らかりが減っていきます。
(これが一番、難しいかもしれませんね。)

以上の5か条は、どれも片付いている方は、当たり前にしていることかもしれません。
でも、ちょっとしたきっかけで、散らかってしまうこともあるのです。
時々、チェックできるといいですね。

自宅や実家の片づけにお困りの、どこかのどなたかに、お役に立てば幸いです。

片づきますように。

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

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