「実家の片づけ」は、ほとんどの人が無関係でいられないですね。
「遺品整理」も同じです。
親が元気で生きているうちに、ケンカしながらでもする片づけと、
亡くなってから文句を言われないでする片づけ。
果たして、どちらが面倒なのでしょうか。
総合すると、親が亡くなってからする片づけ、つまり遺品整理のほうが、
つらく、悲しく、面倒です。
亡くなってしまうと、子どもからみると、すべてが思い出の品になってしまいます。
生きているうちはすぐにすてられた日用品の数々も、親が使っていたものだと思うと、
捨てられなくなってしまうのです。
「使う」ものをしまうという、片づけの判断基準がなくなり、
片づけで一番難易度の高い、「思い出」の整理になるからです。
話をするのが面倒だから、親が亡くなるまで
手が付けられないしムリ、という方がいらっしゃいますが、
まったくやらないよりは、ほんの少しでもやったほうが、数倍ラクです。
多少、ケンカしながらでも、親の意思がわかったり、重要品がどこにあるのかを
きいておいたり、思い入れのない物、思い出ものがわかれば、子どもとしては
残すものを選びやすくなります。
親が安心して暮らせる、身近な、新しい親孝行を、ほんの少しチャレンジするのも、いいですね。
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