子どもの作品でもんもんと?!子ども部屋と実家の片づけの共通点

先日、2歳と4歳のお子さんがいらっしゃる、ある
素敵なご夫婦にお会いしました。
ご夫婦揃って講座にご参加くださったのですが、
お子さん思いのお悩みは…

お子さんの絵や、ひらかなを書いた作品を捨てられないことでした。
同時に、奥様が小さかったころの作品が、実母が住む同じ敷地内の母屋に、
いっぱい残っているのも気がかりで、
どうしたらいいのかと、いつも、もんもんと悩んでいるとことでした。

果たして、この場合、一番最初に捨てなければいけない物は何でしょうか。

一番最初に捨てるのは?

とってもおやさしいお子さん思いのご夫婦です。
お子さんと作品となると、「全部が大事」となってしまうのでしょう。
では、このご夫婦の場合、一番最初に捨てる物は、何でしょうか。

それは、片付けなくっちゃと悩んでいる時間です。

お子さんはすぐに大きくなるので、今の一瞬を大事にして
子育ての時間を楽しんでいけるのが、一番です。
片づけること自体は、目的ではないからです。
片づけなくっちゃと悩んでいる時間を、ぜひ、お子さんと
遊ぶ時間にあててほしいと思いました。
子どもは、あっという間に、大きくなってしまいますから^^)

まずは、一時保管箱を使って、
3秒以上悩んだら入れていくのが王道です。
新しい作品はすぐに飾って、みんなで楽しんだ後、一時保管箱へ。
一時保管箱がたくさんできそうだと心配でしたら、

「超お気に入り」と、「まあお気に入り」の2種類に分けてみるのがおすすめです。
とてもお気に入りの作品は、とても大事なものとして、きちんと飾ります。

片づけをくりかえすうちにだんだんと判断ができるようになり、
本当のお気に入りを選ぶことができるようになります。

無理に捨てることはありませんが、一時保管として、まとめておきます。
時間がたつと捨てられることがほとんどだからです。
そうすると、お気に入りの中のお気に入りが見えてきますから、それを
特に大事に飾ったり、しまったりしていきます。

2歳と4歳ですと、これからつくる作品のほうが、よっぽど数は多いですが、
だんだんと片付けるスキルはあがってくるでしょう。

子ども部屋の片づけと実家の片づけの、意外な共通点

片づけは、いまのお母様方の時代は、学校では習っていませんから、
知らず知らずのうちに、親の背中をみて学んでいます。
きっと、母屋のお母様が娘さんのことを思い、大事に多くの作品を残しているのを見て、
娘さんも自然にそうしたのではないかと思います。
それは素晴らしいことではないでしょうか。

ご実家の母屋の作品やご自分のお子さんの作品をみて、
片づけられないともんもんと悩む時間を過ごすよりは、
一時保管箱に入れながら、親子で語り合う時間を増やせるといいですね。
うまくいくと、三世代で、作品をみながらコミュニケーションをとれると、素敵な時間になります。

基本的には、ご実家もお子さんの作品も、片づけ方は同じです。
でも、子ども世代のお気に入りと、親世代のお気に入りは違うことが多いので、
そこは会話をしながら楽しんでいきましょう。
子ども部屋の片づけと実家の片づけの、意外な共通点ですね。



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片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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