古くて新しいテーマと片づけの関係「専業主婦からの自由」(朝日新聞4月12日)

今日4月12日朝日新聞の、「(耕論)専業主婦からの自由」で、
今尾朝子さん、エミリー・マッチャーさん、平松愛理さんの「オピニオン」が掲載されています。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11080526.html?iref=comtop_pickup_02

三者三様、興味深い意見です。
共感できる部分があった方も、多いのではないでしょうか。

専業主婦って?

専業主婦といえば、女性の社会進出が進んでいないということで、話題になることもあれば、
不景気の今は、高所得の旦那様がいるという、逆にうらやましい存在(ステータス)として、羨望のまなざしを向けられたり……。

女性の生き方は、周りの環境、時代によって、
選べるようで選べていないことも多いのでは……と、感じているところです。

親や家族が健康であるかどうか、職場の理解や制度がどの程度なのか、
保育園が近くにあるのかないのか、入れるのか入れないのかなど、自分では努力のしようがない
環境面の問題もあります。
男性も同じように、環境や景気の波に影響を受けているとはいえ、
家族の責任を担う部分は、女性のほうが、どうしても多くなってしまうこともあります。
ひとりひとりの持っている要素が複雑になってきているので、
「専業主婦」というくくりによって、一緒くたにされてしまっているように、感じています。

専業主婦論争は、ずいぶん昔からありますが、古い部分と、新しい部分があって、
一言では言い表せない、複雑さを持ち合わせてきているのではないでしょうか。

専業主婦と片づけ・整理収納/整頓の関係

片づけは専業主婦の仕事と思われることが多く、
できないことに悩んでいらっしゃる方も多いのも事実。

モノの数がふえたのは、人類の長い歴史の中でいえば、
おそらく、たかだか、この50年のことでしょう。
ノウハウの蓄積もここ何年かの話ですから、無理もないでしょう。

明日の天気や他人の心は変えられないし、景気もすぐにはよくなりません。
専業主婦のしんどさや生きづらさがすぐになくなるとは思えませんが、
少なくとも、自分と未来は変えられる可能性があります。
目の前のお部屋やテーブルの上など、小さなところを片づけて、
快適にすることはできるでしょう。

専業主婦や女性といっても、十人十色。
その方に合った片づけ方をみつけて、快適な生活をしていけるといいですね。

専業主婦に限らず、多くの方が、自分の快適な生活を営めますように。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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