年度末は「紙の書類のしまい方」が決め手!

手つかずの紙の書類が、お部屋のどこかに積み重なっていませんか?

紙の書類整理って、結構面倒に思われています。
その理由は、ほかのモノとは違う、「しまい方」に特徴があるからです。

ほかのモノとは違う、紙の書類整理・しまい方

たとえば、脱いだ服はクローゼットへ、
家の鍵などは、もとにあった場所に戻せば、
基本的に収納はおしまいです。

けれども、
書類は、しまうまでに、もうひと手間かかります。

たとえば封書の場合…

封を開けた直後や、書類を手にした瞬間に、
必要なモノを「収納」する作業と
不要なモノを「捨てる」作業が出てきます。

この「ひと手間」が面倒になり、ダイニングテーブルなどに
置きっぱなしになることが多いようです。
封を開けて、中身を出してみると、
すると請求書などの必要なモノは1枚ぐらいで、
残りは不要な情報だったりすることがほとんどです。

銀行や証券会社から来た大事なものだと思っていたら、
単なるダイレクトメールだった…しかも3年前の金利が書かれたモノだった…
なんてことにならないように、しっかりその場で処分できるものは、
してしまいましょう。

中身を開けたDMのようなものが、
ダイニングテーブルの上に置かれていると、
磁石のように、読み終わった新聞や、雑誌などを吸い寄せて、
「散らかった感」を演出してくれます。

…ちょっと手ごわい紙モノ。
ひと手間の作業を、できるだけ短い時間にできるようになれば、
片づけがはやくなります。

90%マジック

アメリカの記録学会、通称ナレムコ(NAREMCO:National Record Management Council)によると、

事務員が見る文書のうち、
90%は、作成・収集されてから半年以内のもの
99%が、作成・収集されてから1年以内のもの

なんだそうです。つまり、1年見なければ処分しても、ほとんど問題がないということ!そう思えば、すごく迷わなくても、手放せそうな気がしてきます。

心配だったら、プレ捨てBOXまたはプレ捨て袋(一時保管箱)に入れて、
しばらくとっておいても、もちろんOK♪

片づけは、迷っている時間を、いかに短くするかがポイント。
とくにしまい方に特徴がある、紙の書類整理は、90%マジックを考えて
どんどんリセットしていきましょう。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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