年末で、キッチンの片付けをしながら、狭いキッチン収納に、不便さを感じている方も、多いことでしょう。
とくに、狭いマンション住まいの方にとっては、永遠のテーマですね。
ファイルボックスと雑誌ストッカーの「使い分け術」
ストック食品の保存に、書類整理用のファイルボックスを使うのは、手軽で便利です。
家庭内の書類の整理に使っているものと、同じものを使えば、お部屋のテイストとあう、というオマケもつきます。
無印良品のファイルボックスが人気なのも、うなずけます。
ところがこのファイルボックスに、「大きいレトルト食品が、うまく収まらない!」という、
ご相談を受けました。
そこで、ファイルボックスでなく、ボックス型の雑誌ストッカーを使うことをご提案しました。
マガジンボックス、マガジンストッカーとも言う、よくあるものです。
大きさは、ファイルボックスよりも、一回り大きいので、たいていのモノは入ります。
今回は、アイリスオーヤマの棚の奥行に、ニトリの雑誌ボックスがぴったりサイズ!
3個並べたら、幅もピッタリ収まりました。
取っ手もついていて取り出しやすく、大き目のストック食品もピッタリ!
ずいずん、ラクになりました。
収納ボックス「使い分け」極秘・活用術
狭いキッチンで、収納ボックスをうまく「使い分ける」際、「極秘」の活用術があります。
それは、実は、「極秘」ではなく、なんと、「極“比”」!
いわゆる一般的な長方形の「籠」は、奥行と横幅の「比」が、4:3ぐらいのものが多いですね。
同じ長方形の収納グッズでも、「籠」のように、正方形に近い「長方形」と、書類ボックスのように奥行があって、細長いの「長方形」と、いろいろあります。
電子レンジの下など、奥行をムダにしたくない場合、この雑誌ボックスのように、
奥行と横幅の「比」が、5:1ぐらいの、細長い「長方形」のものが、使いやすいです。
さらに、収納するものによって、全体の大きさも変わります。
写真の無印良品の大きさと同じような、一般的なファイルボックスは、小ぶりの食品を入れたり、奥行きが本棚程度の棚に入れるときは、便利です。
この雑誌ストッカーは、書類の整理だけでなく、キッチンの場所で使い回しもききます。
収納ボックス、ファイルボックス、籠、どれも、縦・横・奥行が違います。
あたりまえですが、どのカタチ、どの大きさがいいのか、入れるモノ、取り出しやすさを
考えて、選んでいきましょう。
収納ボックスを使いこなすコツ
いろんなグッズを、ご自分のライフスタイルや、収納場所、使い勝手、
スペースの空き具合を考えて、使い分けていけるといいですね。
さらに、収納ボックスを使いこなすコツは、
雑誌ストッカーだから、雑誌を入れなければいけない、という、
思い込みを、一掃することです。
思い込みを捨てて、自分らしく、狭いキッチンの空間にとらわれることなく、ラクに、
収納グッズを選んでいきましょう。