ほしいものが、ほしかった頃
「ほしいものが、ほしいわ。」という、
有名なコピーがあります。
糸井重里さんの、西武百貨店の宣伝です。
時は、1988年。
私はこのフレーズを聞くと、
当時よく出かけた、
有楽町マリオンのあたりが浮かんできます。
それぞれの方が、思い出す風景・モノがあることでしょう。
必要なものより、ほしいモノがほしかったバブル時代。
懐かしいですね。
部屋が片付いてくると…
時は廻って、今。
シンプルライフの時代です。
お部屋が片付いてきますと、
なぜか、本当に欲しかったものが見えてきます。
あれほどほしかった、流行の北欧風の家具よりも
畳の部屋でくつろぎたい自分に出会ったりします。
クローゼットを片付けたら、
本当に好きな服がみえてきて、
背伸びしていた自分に気が付いたり。
それまでほしいと思っていたものが、
周りの意見そのまんまだったり、
流行に乗り遅れたくないだけの気持ちの表れだったりするのに
気が付くかもしれません。
そうです、片付いてくると、
何かしらののカタチで、
「ほしいものが、ほしくなくなる」瞬間が訪れます。
そして、本当にほしいモノが見えてくるから、不思議です。
片付けの極意ですね!