9月1日の防災の日に向けて、
ストック食品のチェックなど、キッチンの
見直しをしている方も多いと思います。
とくに食事を作ることが多い主婦の方などは、
一日のうち、キッチンに立っている時間は、かなりありますね。
地震などの天災には、ご自宅にいるときに遭うとは限りませんが、
キッチンは火を使いますので、
整えておきたいスポットです。
こまごまとしたモノが多いキッチン。
片づけて、安全に過ごしたいですね。
防災につながる
キッチンのお片づけをまとめてみました。
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キッチン防災!サバイバルお片づけ
必要条件 ベスト3
1 モノを減らす
地震のとき、モノにぶつかって怪我をされた方が
多かったですね。
できるだけ、モノを減らしたほうがいいというのは、
防災に限らず、暮らしやすさのポイントです。
今さら…という方もいらっしゃるかもしれませんが、
モノ減らしに始まり、モノ減らしに終わる
といっても言い過ぎではありません。
少しずつ見直して、減らせるものはないか、
確認していくことを習慣にしたいものですね。
この習慣こそ、お片づけ力がつくことで、防災への近道ですね。
ストック食品をいっぱい持っていても、
いざ地震のとき、ストック食品が棚から落ちてきて怪我をする、
・・・なんてことが、ないようにしたいですね。
2 重いモノ、とがったものは腰から下に収納
重たいモノを下のほうに収納するのは、防災に限らず、
お片づけの基本ですね。
特に注意したいのは吊戸棚です。
たとえ狭いキッチンでも
軽いものを入れるように、知恵を絞っていきましょう。
吊戸棚に入れる容器は
プラスティック製の軽いものがオススメです。
できれば蓋つきのほうが、
地震のときにモノが飛び出さないので
ベターです。
見た目にこだわりがあって、
ガラス容器や瀬戸物など、
お好きな方も多いと思いますが、
普段見えない場所から、
少しずつ、軽い容器へとシフトしていくことも
ひとつの方法です。
また、とびださないように工夫されている方も
多いと思います。
いくら軽い容器でも、いっぱい詰めすぎると危険ですので、
注意してくださいね。
また、
缶詰や、ナイフやフォークのように角がとんがっているものは、
棚から飛び出すと危険です。
できるだけ蓋つきの軽い容器に入れたり、
低い棚に入れるなど、工夫をしてくださいね。
滑り止めクロスをひくことも、おすすめです。
2 火の回りに燃えやすいモノを置かない
キッチンでお料理をするとき使う材料は、
ビニール袋に入った調味料や乾物、
紙袋に入った片栗粉など、
思った以上に燃えやすい素材のものが
身近にあふれています。
グラっときたときに、火が燃え移らないように、
使ったらすぐに戻すように
日頃からクセをつけておきたいものです。
とくに布巾や、プラスティック製のスプーンなど
思わぬものに燃え移るかもしれません。
地震のときは、
火がとめるように設計されているとは思います。
けれども、テクノロジーにたよる前に、
「もとに戻す」という習慣は、
日頃、片づいたお部屋で心地よく暮らすために
必要な生活スキルとして、身につけておきたいですね。
防災は、片づいた部屋から始まります。
すべてはシンプルな原則です。
防災グッズを買う前に、立ち止まって、
見つめ直していきたいものですね。
ぜひ、ご一緒にブラッシュアップしてまいりましょう。
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