紙モノ整理の本を出してから、いろいろなご感想をいただいております。
片づけはできるんだけど、私は紙モノができないんです。という方もいらっしゃいます。
そういう方はたいてい、紙モノは文字が書いてあり、知的な感じがする特別なものと捉えていることが多くみえます。
だから、他の物が散らかるよりは、格が上と勘違いしているかもしれないのです。
そういう文字的な物に目眩ましを受けてしまって、面倒なもの、確認が必要なことがどんどん後回しや、より簡単なものに変えようとしてしまいます。
たとえば、
簡単すぎるインスタントものは、それなりの味はしないけれど、
野菜などの材料を、むいたり切ったり手間を重ねたお料理は、時間がかかってもおいしいかもしれないのです。
インスタント品のように、みかけは見栄えのよいパッケージはなくても、
単純においしいのです。
おいしい紙モノ整理。
やった分だけ成果を自分でかみしめることができます。
自分にしかできない大切な片づけを、始めましょう。