実家の片づけは、時代のポジティブワードに

先日の NHK の放送「あさイチ」特集「どうする?実家の片づけ」につきましては、多くの方にご覧いただきありがとうございました。

番組では、実家の片づけをすることで、モノは捨てても、片づけたという新しい思い出に生まれ変わるというお話をさせていただきました。

番組中のお便り・メールは、1000通を超えたとのことで、反響の大きさを感じています。

それぞれの方が、ご自分の片づけに思いを馳せた結果でしょう。

実家の片付けが、単なるモノの片づけの、Before → Afterにとどまらないからでしょう。

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実家の片づけというと、遺品整理、生前整理、実家じまいと並んで、どちらかといえば暗いとか、ネガティブなイメージを抱いている人が多いと思いかもしれません。

確かに、時間も、労力も、費用もかかります。

単にモノを動かすだけだから、誰でもできるでしょ、みたいに言われることも多々あります。

しかし、片付けるとこんないいことがある! というメリットを番組が伝えたことで、

時代とともにポジティブワードになった面が否めないともえいえます。

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雨降って地固まるといいます。

片づけで家族が喧嘩しても、価値観の違いがわかったうえで理解を深めることもあります。

意外だったは、子世代だけでなく、親世代が「片付けよう」という気持ちになったというご感想が目についたことです。

親ご自身も片付けると安全・安心に暮らせて前向きになれるという、片づけの肯定的な面に注目した内容だったおかげです。

番組を多くみていた年齢層にフィットしたことも一因でしょう。

いずれにしましても、親世代に向けて響く内容になったことは、本当に嬉しい限りです。

おかげさまで、実家の片づけは、少子高齢化のなかで、ポジティブワードに成長しのかもしれません。

これからもお役に立つよう、尽力していまります。

片づきますように。渡部亜矢