おかげさまで、帰省中の方が多いお盆に、福島県三島町の町民大ホールで、空き家対策セミナー2022「片づけの一歩を踏み出そう」が開催されました。
セミナーとしては、人口約1300人という割合からすると、かなり多くの方のご参加となるそうで、過去最高の人数が集まってくださったとのことでした。
片づけの基本的な話に加えて、空き家を防ぐ方法や、空き家になってしまった場合の片づけについての質疑応答もありました。
三島町には取り壊しの場合に片付け費用の助成金がついたりと、個別の対応にも力を入れています。わかりやすい資料の配付や、説明もありました。
いつも思うことですが、私を講師としてよんでくださる地域は、片付けや空き家対策にとても熱心な自治体職員さんが多いです。
三島町では、移住された方もプロジェクトの中心にいらっしゃり、町をあげて取り組んでいる雰囲気を感じました。
福島県三島町は、会津若松から車で約50分、只見川沿いにある自然豊かな町です。
町全体に手入れが行き届いていた印象です。
町を走る只見線は鉄道ファンには超有名なところです。
只見線は、2011 年の新潟・福島豪雨で橋が流されたりして大きな被害を受けたのですが、この10月から全面復旧します。
沿線の町はもりがっているところです。復旧が楽しみですね。
下の写真は、「みやしたアーチ三兄(橋)弟」といわれる名所です。
上から順に国道252号、JR只見線、福島県道237号(小栗山宮下線)という3つのアーチ橋が眺望できるポイントです。
鉄道ファンは、JR只見線の列車通過時間を確認し、撮影するのがお決まりだそうです。
あいにく1日に3本くらいしか走らないので、私は列車と橋のコラボには遭遇することができませんでしたが、列車がいなくても圧巻な風景でした。
ぜひ多くの方にみていただきたいところです。
余談ですが、今回は遠方ということもあり、前泊しました。
ちょうどお盆の時期で有名な温泉地は満杯ということもあって、猪苗代湖の近くの旅館です。
着いてから気がついたのですが、そこは磐梯山への登山者の拠点の宿でした。
涼しいところですので、クーラーがなく、Wi-Fiもうまくつながらない環境でした。
日頃、都会ぐらしにどっぷりつかっていますので、かえって新鮮な体験でした。
お料理もおいしく温泉もありましたので、思いがけず楽しむことができました。
途中で寄った猪苗代湖に浮かぶ遊覧船は、かめ号とはくちょう号で、なんともレトロで愛らしかったです。
かめにはかわいい、立体的なまつ毛がついていました。
福島で素敵な思い出をたくさんいただきました。
講座にご参加いただきました皆様、三島町の皆様、ありがとうございました。
片づきますように。渡部亜矢